新しいお金が降る町
京都祭コインcomoができるまで
2023年2月1日、京都祭コインcomoをリリースしました。
大学を辞めて20年、起業して11年。この間自分の働くも大きく変化していますが、まさかお金づくりにチャレンジするとは。しかも腐るお金ww
様々な出逢いからアフリカザンビアに飛び(長くなるのでなんでザンビアに行くようになったのかは『気の赴くまま』をご覧ください)、自分の見えてる世界が狭すぎることに気づかされる。。環境や社会の課題を解決したいのにやればやるほど逆効果になるのは嫌だなーと始めた学び場とびら。
そんな目的をもって始めた、鍵も管理人もいないスペースは世代も職業も国籍も異なる人たちが集まる場になりました。
何か動く前に多様な人たちと雑談し、自分にない視点を取り入れる。数年経つうちに、そこに集まる人たちと面白いプロジェクトが色々生まれるようになりました。京都祭コインcomoもそのひとつ。
きっかけは2021年にコロナで閉店になる飲食店を学生インターン生たちと引継ぎ共同経営を始めたことでした。メニューや営業時間より出てくる生ごみをどうにかしたいと大学生が始めたコンポストが店を飛び出し、地域の色んな人が関わるプロジェクトに進化していく。
生ごみを削減しながら、地域と繋がる。誰もが持つ生ごみで、多様な人ができる事、やりたい事で自由に関わって創っていく。これまで色んなプロジェクトをやっていますが、こんな景色を見るのは初めてでした。(ごみカフェKYOTOの詳細はこちら)
地球環境のこと、人口が減っていくこと、コロナ、毎年やってくる異常気象、財政難も抱える京都。分断が進む社会で、色んな課題をごちゃ混ぜに解決する。個人や会社の枠を超えて、これまで捨てていた生ごみがみんなに新しい価値を生んでいくことに可能性を感じています。
京都祭コインcomoって
今回始める京都祭コインcomoもその延長線上にあります。誰もが持つお金に新しい意味を創る。環境や文化、経済を別々に考えずに誰もが持つお金で新しい繋がり方を創る取り組みです。
環境や文化を応援するアクションをした人に京都祭コインが降ってくる。
降ってきたコインを使って京都のユニークな人や会社と出逢う。3ヵ月で失効したコインは共助のお財布に集まり、京都の未来を創るチャレンジに流れていく。
環境や文化を応援するアクションを街中でシェア、地域内で循環する企業の新しい広告づくり、企業の推奨するアクションづくり、就活に悩む前にユニークな地域企業や働き方と繋がれる機会づくり、地域企業への応援消費のカタチ、幸せなお金の使い方を学ぶリアル授業etc
顔の見える繋がりから生まれる新しい価値づくりに色々チャレンジしたいし、今まだ想像できないものを関わる人たちと創っていきたい。
と妄想は広がるのですが、どういったアクションに降るのか?どんな使い方ができるのか?未来を創るチャレンジってどんなこと?
ほとんど決まっていません(笑)
そのデザインをみんなで創っていけたらと思っています。
早く行くならひとりで。遠くへ行くならみんなで。
僕の大好きなアフリカの諺。
何も決まってないからこそ誰もが関われる。
京都祭コインcomoを使ってまちづくりにみんなが関わる未来を創りたい。
使うほど色んな繋がりができて、幸せになるお金にしたい。
世代や職業、国籍、規模や業種も越えてぜひご一緒しましょう^^
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