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古代遺跡みたいな神社【伏見区深草「大岩神社」】

京都伏見に、まるで古代遺跡のような、珍しい鳥居の神社がある。

大岩山という山を登る途中に、その鳥居はあった。

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日本の神社と古代ローマの遺跡が合わさったような、なんとも言えない不思議な光景。

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神社だけど仏教系の僧侶っぽい彫刻。

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何となくローマっぽい彫刻。

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古代の壁画のようなデザイン。

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ウサギ。

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鳥居の横に造った人であろう名前が刻まれてた。「昭和37年 堂本印象 寄進」

調べてみると京都出身の日本画家で、この人が大岩神社を信仰していて、鳥居を寄贈したとのこと。

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大岩神社は古くから「難病の神」として信仰され、かつては多くの参拝者で賑わっていたそう。
しかし、今は神主がいないらしく、建物が倒壊しかかっていたり、倒れている鳥居があったり、狛犬も地面に落ちてしまっていたりと、かなり荒れた様子だった。

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山頂の本殿。
こちらはある程度管理されているようで、比較的綺麗だった。
本殿の奥にはにはこの神社のご神体である「大岩」「小岩」が祀られている。

江戸時代に山火事があり、古文書が焼けてしまったため創建については不明とのことだが、かなり古くからある神社のようだ。

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社務所は荒れていて少し不気味。

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本殿の横にも堂本印象寄進の鳥居がある。

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大岩神社の本殿までは車で登ってくることもできる。
車道側の入り口。この鳥居の横には駐車できるスペースもあり。

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大岩神社本殿からさらに少し上ると、展望所があり、京都の町が見渡る。天気が良ければ大阪のビル群まで見渡せるそうだ。

古代ローマと京都が融合したような不思議な景色は一見の価値あり。マイナーだが、結構楽しめた。

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