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父親の介護終了

 親の介護だけでなく、すべての介護している方々にエールを送ります。
 私の親への介護は、急性期病院からの転院後間もなく大動脈瘤破裂による急変で終わりました。  
 なんとなく心残りもあり、自分への怒りと、親への想いも複雑に混じり合い、親父へは、男として、父親として尊敬もあります。

 介護施設で何度もご利用者の最期を見てきましたが、どのパターンでもなく、理想でもなかったが、親父が長い時間苦しまなかったのが唯一の救いです。

人生の末期のパターンは、
 老衰、徐々に元気がなくなりご飯が食べれなくなり、水分も取れなくなり亡くなる。
 心臓発作や、脳出血等で元気であっても急に亡くなる。急変と言われる最期。
 癌等の病気や腫瘍などで、徐々に悪化して亡くなる最期。
 すべての前に認知症も患い介護の最中に上記による理由でなくなる最後。
 交通事故などの外的要因の最後があります。

 やはり、急にいなくなられるのは辛いです。
 私のケースは、体調の変化、認知症状の現れ始めから世話をし始めたので、介護施設での経験もあり心の準備はできていました。

 何より大動脈瘤の存在があり、いつ破裂するかわからない爆弾であるという事を知っていたのが覚悟できた要因でした。

 介護する期間なんで決められないし、わかりません。でも、介護される側も気持ちがあり、する側も気持ちがあり、生活があります。

 介護職員さんに何かアドバイスがあるとしたら、介護の基本はしっかり覚えておくこと。必ず家族に返せます。役に立ちます。

 介護サービスも使って自分の時間を確保して下さい。、自分1人でしないように、心と体を休める工夫が必要です。
  
 亡くなったときに、色々な手続きをしながら最後の準備をしていた親父の計画性に驚きと尊敬があり感謝があり、勉強させられました。

 親の介護は終わりましたが、まだ妻の母親もおり、近所にはお年寄り夫婦だけの世帯もあります。独居の方もあります。
 自分の経験が少しでも役に立つことを祈ります。

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