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嵐山と言えば…渡月橋

一大観光スポットの嵐山は、誰もが一度は行きたいと思う場所だと思います。

なので、当然、修学旅行生達の行きたい場所にもリストアップされますが、嵐山のように広い場所は、やっぱり、一日か掛けて回りたいところですよね。

なんなら、一日でも足りないかも、というくらいです。。。


そんな嵐山の中心的な場所が、渡月橋です。

直線的は橋の映像は、きっと誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。


渡月橋は、阪急の嵐山駅と嵐電の嵐山駅のちょうど間位にあります。

阪急からなら、駅から、中之島を抜けて、西側から渡月橋へ。

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嵐電からだと、東側から渡ることが出来ます。

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渡月橋の下を流れる川は、桂川なのですが、この渡月橋がかかっているところを大堰川と言い、さらに上流が保津川と言います。

1本の川なのに、呼び名が違うのです。



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さらに昔は、葛野川と呼ばれていたらしく、大堰川と呼ぶようになったのは5世紀後半から。(この頃も十分古いですが)

この地に大きな勢力を持っていた秦氏が、大きな堰を作って灌漑用水にしたところから、大堰川と呼ばれるようになったとのことなのです。


そして、橋が架けられるようになったのは、平安時代。

川の東側に、法輪寺というお寺があり、そこの僧で、弘法大師空海の弟子の道昌が橋を架け、法輪寺の門前橋だったので、「法輪寺橋」と呼ばれていました。


渡月橋と呼ばれるようになったのは、鎌倉時代になります。

当時の亀山天皇が、満月の夜に舟遊びをされていて、月が橋の上を渡っているように見える。と「くまなき月の渡るに似る」詠われたことから呼ばれるようになったそうです。

橋の真下から、眺めていたから、その様に見えたのでしょうかね?

でも、とってもロマンチックですよね。


今でも、大堰川では、舟遊びが出来るようになっています。

遠くに見える青いのが、屋形船やボートです。

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