こんにちは!京都市わかもの就職支援センターです。
私たちは普段、京都駅近くにある「キャンパスプラザ京都」を拠点として京都で働きたい学生さんをメインに求職者さんの就職・転職活動のサポートや、地域企業の採用活動や人材定着のサポートを行っています。
2021年7月15日と16日に、京都産業大学のキャリア形成支援教育科目「自己発見とキャリアデザイン」(担当:松尾智晶先生、中澤正江先生、吉中三智子先生)にて実施した、地域企業と大学生との交流プログラムの様子をお届けします。
この「自己発見とキャリアデザイン」は「社会における自らの個性の活かし方」「社会課題と大学の学びの関わり」「産業界と専門科目のつながり」を理解した上で学生一人ひとりの卒業後のキャリアプランを明確化し、主体的な大学生活の推進とキャリア形成力を高めることを目指す科目です。
受講生の多くは2年生。就活がまだ先の時期にこういった交流の機会を設けることで、学生が社会に前向きな意識を持てる機会づくりをと企画しました。
今回はZoomを使用したオンラインで、グループを分け1回30分のトークを2回行いました。
2021年7月15日(木)
4限目:15グループ
5限目:10グループ
2021年7月16日(金)
4限目:15グループ
5限目:10グループ
両日合わせて企業51社と、学生約240人が参加しました。
それぞれの授業時間の始まりでは、各社15秒で会社のPRを行っていただきました。
会社の商品を画面越しに見せていただくなど、各社短い時間ながら工夫を凝らしてPRしていただきました。
トークの時間は、ブレイクアウトルームというZoomの機能を利用してグループに分かれてお話をしていただきました。
1グループにつき2社の企業に入っていただき、学生5~6人の少人数で異なる企業の方のお話を聞くことができました。
今回は企業の若手の方を中心にご参加いただき、学生さんの率直な質問などにお答えいただきました。
学生のうちにやっておいたほうがいいこと、就活における軸の決め方、仕事へのやりがいといった学生のみなさんが共通して聞きたい内容も、答える企業人によって内容は様々。
業種や職種、経歴も違う企業人と交流することで、異なる視点から働くこと・会社のことを知る機会になりました。
(メインルームでの一コマ。まだ緊張気味の学生さんが多いですね。)
社会人というと、学生のみなさんにとって遠い存在のように思えるかもしれませんが、就活生だったころは同じように悩んだり迷ったりしています。
交流会に参加したことで、学生さんの視野が広がったり、社会人の方を身近に感じて自身のキャリアについて想像しやすくなったのではないでしょうか。
コロナ禍で学生が社会人の方と交流する機会が減る中、授業の一環としてこのような交流会を開催することができうれしく思います。
今後も、状況に合わせてオンラインや対面でこのような機会をつくっていきたいと思います。
参加学生の感想▼
「親身になって答えてくださって、とても貴重な経験ができました。就活に対する不安が少し減りました。今まではあまりインターンシップに関心がなかったのですが、今後は積極的に参加してみようと思いました。」
「実際に社会で働いている方のお話しを聞くことができ、有意義な時間でした。社会人と話すとなると言葉遣いや態度に失礼がないか、どんなことを質問すればいいだろうかと緊張したが、画面越しでも話しやすい雰囲気を感じ取れ、自分がその時思った率直な質問をすることができました。社会人として働いている人を身近に感じることができたイベントでした。」
この様子は、Jcomチャンネルで取材いただき放送されました。
こちらからご覧いただけます▼
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