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死のあとから来る喪失感

大往生で旅立った貴方は

小さな白い布に包まれた箱の中に収まって

かえってきた。

大往生だった。みんなに見守られてよかった

そう思うのに涙がポロポロポロポロ、、

だって、貴方の笑顔が見えない

だって、貴方の手に触れられない

だって、貴方の声が想いが 聞こえない

大事な人を失った時の喪失感はお葬式の後から 少しずつジワジワ、まるで後から効いてくる  ボディブローのようです。そしていろんな手続きをとにかく必死で済ませて、ホッとひと息ついた時にまた涙がこみ上げて何もしたくなくなる

亡くなった人だけでなく、残された家族のケアは大変重要です。それがその人にとって大事な人であればある程、この3つの喪失感は半端ない。  だから、この時期に家族に声をかけたり、外の世界を見てもらうことは効果的です。このような状態にある人に、さりげなく寄り添い、援助する事をグリーフケアといいます。このような危機を反対にこれからの家族の発想の転換へとつなぐエネルギーに変えることもできます。周りの方々の温かい寄り添いが必要なのは、本当はこの時期なのです。



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