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【実に大切】ハンコの価格設定

こんにちは。
『ちゃんと作る京都のはんこ屋さん』
京都光林堂です。

ハンコにまつわる粋な情報をあなたに。
この記事を読めば、あなたもハンコ通。
プロから一目置かれるお客様。

今回のテーマは【価格設定】です。

ハンコの価格の決まり方

当店で言えば1本3,000円のカラー印鑑から、1本2万円以上するチタン印鑑まで、様々な価格のハンコを扱っております。激安の販売店であれば、1本1000円しない商品まで存在します。不思議ですよね。同じ商品なのに、なぜここまで値段が違うのでしょうか。

1.印材(材料費)
もっとも影響が大きいのは材料費です。サイズが大きいほど印材が大きくなるので、その分だけ価格は高くなります。

材料の質も大切です。同じ木材系の印材でも、強度の高い高価なものと、強度の低い安価なものがあります。同じ印材として売られていても原産国・メーカーも様々です。例えば、おにぎりのお米みたいなものですね。お米といっても種類もいろいろ。コシヒカリといってもいろんなコシヒカリが…ありますよね。

2.印面のデザイン(仕上げ方)

印面の仕上げも大切です。印面にかすかな波があるだけでも、印影の質に影響が出ます。綺麗な印影の背後には、職人が時間をかけて磨き上げてきた技術があるんですね。

印面のデザインそのものにも、職人のデザインセンスが求められます。職人自身に書道の心得があるかどうかも大きいですね。文字の大きさや、文字と文字の間隔を細かく調整しながら、美しいバランスを作り出すのです。

ちゃんとしたものを作ろうとすると相応の時間・手間=コストがかかります。激安ハンコは、極限までコストをかけていないから激安なのです。

私たちが避けたいのは、ハンコを買ったお客様が、あとで「もっとしっかりしたハンコを買っておけばよかった!」となってしまうこと。京都光林堂のハンコは最安値のハンコではありませんが、お客様が後悔しない、納得できる商品を提供できる価格設定だと自負しております。

なお、占い師ではないので吉相印鑑はやっておりません。
純粋にハンコとしての製作料のみをいただいております。

まとめ
・コストを最小限に抑えたのが激安ハンコ
・良いものを作ろうとすると相応のコストがかかる


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