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『逃げるは恥だが役に立つSP』を見て思ったこと

昨晩、テレビで『逃げるは恥だが役に立つSP』を見た。これは、数年前にやっていたドラマの続編と言えるもの。

個人的に私はこのドラマが好きで、前回の放送時にも欠かさず見ていた。みくりと平匡は今後どうなるのか・・・と思っていたけど、なんと、みくりはお母さんに!

ドラマでは、平匡と入籍→妊娠わかる→いろいろな困難と葛藤あり→出産という流れ。でもその途中で、「選択的夫婦別姓制度」「男性の育児休暇」「妊娠における体調の変化と心の状態」「コロナ禍」「リモート会議」など今の問題がうまく散りばめられていて、見てて、うんうんとうなずきっぱなしだった。

特に、みくりがつわりで体調が悪いため、家事ができず部屋は荒れ放題、平匡も仕事のプレッシャーでいら立ち、ついお互いの気持ちがすれ違ってしまうところは、心情的につらかった。

妊娠中は(私の場合、出産後も)気持ちの揺れが大きく、些細なことで腹が立ったり、悲しくなったりする。でも自分ではどうしようもできないから、余計に辛い。

そのため、みくりは思い切って外部のホームヘルパーさんを頼み、一緒に片付け。疲れて帰宅する平匡を笑顔で迎えるために。特別料金で高かったと笑っていたみくりだが、私は、もし金銭的に余裕があるなら、こういう外部委託もときにはいいのでは?と思う。

少しの余裕が心を穏やかに、笑顔にする。

そして、男性も女性も好きなときに、必要なだけの産休・育児休暇が取れるようになってほしい。そこには何の遠慮も気兼ねもなく、新しい命を迎え、育てるための当然のこととして。

産休・育児休暇にとどまらず、家族の介護や、自身の療養などでも同じように。

社会が変わるのに必要なのは、一人一人の前向きな考えや、多くの人々の思いや行動があってこそ。

このドラマを見ていて、新年から、ちょっといろいろ考えてしまった。




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