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職業柄、とても気になってしまって仕方がないこと
外国の人々に日本語を教えるという職業から、普通の人とは感じ方が違うと思うことがいくつかある。
近所の電器店に行った今日。
買いたいものを見つけた私は、それをレジに持って行った。そこには、うら若き、美人の女性が立っている。ふと店員さんの名前を見る。「ラ〇ト」さんというのが彼女の名前だった。(正式名は〇にあるカタカナが入るのだが、実名を出すのはちょっと、はばかれるので、このようにさせてください・・・)
「いらっしゃいませ~レジ袋はご利用ですか~〇〇円のお返しです~ありがとうございました~」一連の流れの日本語が、「ラ〇ト」さんの口から、よどみなく出てくる。完璧な日本語だ。
黒目がちな大きな目、長い黒髪、やや褐色の肌に笑顔がまぶしい彼女。名前からして、外国にルーツのある人だと思われる。
どこの国だろう?インド系?日系ブラジル人?いや、ひょっとして中近東の方かな?
日本語が流暢だけど、どこで学んだんだろう?誰かに教わった?独学?
ひょっとして留学生?それとも家族といっしょ?
いろいろな思いを抱えて、お会計を済ませた。「ラ〇ト」さんの名前だけで、ここまで1人で盛り上がれるとは。ある意味、失礼なことだ。他の人のプライベートを暴露するみたいだから。(これは、もちろん私の心の中だけ)それでも、ついついやってしまう。
コンビニでも、どこかのレストランでも、外国人が懸命に働いている。私は必ず名札を確認し、それが外国の人だと、とても気になってしまう。これはまさに、職業病かもしれない。それでも最後には、
大変かもしれないけど、頑張って!ここで、日本という国のほんの一端でもわかってもらえたら、嬉しい!
などと、応援エールになっている。誰に聞かれるわけでもなく、無言でエールを送っている私。
彼らが懸命に仕事に取り組んでいる姿は、頼もしくカッコいい!今度、どこかで外国の方が一生懸命仕事をしている姿を見かけたら、少し声をかけてみようか・・・
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