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韓国ドラマにハマってしまったら?

先日、日本語上級クラスで「~たが最後~」という文型を扱った。そこでクラスの全員に、「ある連続ドラマを見たが最後、続きが気になって仕方なかったことがあるか?」と聞いてみたところ、「韓国ドラマですね~」と、答えた女子学生が数名。

「なるほど、韓国ドラマね~」とそのときは、それほどまでは思わなかったのだが、突然それは自分の心の中で大きく覆されてしまった。

ハマってしまったのだ。韓国ドラマに。『愛の不時着』。某週刊誌に紹介があったのを見て、何となく軽い気持ちで見てみた。それが。先ほどの例文で今の状態を説明すると、「『愛の不時着』第1話を見たが最後、続きが気になって気になって仕方がない」ということになる。それにしても登場人物の美しさよ!北朝鮮の陸軍将校役のヒョンビンは背は高いし、イケメンだし、優しいし。かっこいい!財閥令嬢役のソン・イェジンのお肌の白さと言ったら。まさに明眸皓歯。他の主要人物も皆、概してイケメンと美人だと個人的に思う。もちろん顔だけでなく、個性的で、ここでいないと締まりがなくなるというところに、絶妙に出演する人物もいるけれど。

ハラハラ、ドキドキ、先が見えない展開。全16話なのだが、まだ4分の1見たに過ぎない。どうなるのか。2人の運命は?

まだ完全に外出できない地域もある今、STAY HOMEで非現実な映像の世界でちょっと遊んでみるのもいいのかもしれない。このドラマで、「~たが最後~」の文型の意味を、外国人留学生以上に身をもって知った私である。


#エッセイ #日本語教育  #~たが最後~ #愛の不時着 #韓国ドラマ #ヒョンビン #ソン・イエジン

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