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ネーミングの妙

大学生の息子は、某コンビニで売っている『俺たちの炭火焼弁当』が大好きだ。

春休みのアルバイト中、毎日のランチは『俺たちの~』だった。これは、バイト先近くのコンビニでヒットメーカー。ちょっと行くのが遅いと売り切れの憂き目にあうことになるらしい。

その『俺たちの~』って、一体どんなお弁当?と興味を持ちまくった私は、早速ググってみた。

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おいしそう!男子学生ががっつり食べるのに、ぴったり!(野菜は、ないけど)

正式名は『俺たちの炭火焼牛カルビ弁当』

この名前を初めて息子から聞いたとき、「なんてうまいネーミング!」と思ってしまった。

「俺たちの~」だから、1人ではない。それに「俺」は、普通、男性が使う。ここからイメージできるのは、多くの男性がパクパクおいしく牛カルビ弁当を食べている光景。しかも、炭火焼の。

いっしょに食べるメンバーは、知り合いでもいいし、全く知らない男性たちでもいい。「炭火焼きカルビ弁当」が取り持つ仲で、今知り合ったメンバーで、ワイワイ言いながら食べるのかも。

それにしても、すごいネーミング!まさに「ネーミングの妙」ではなかろうか?これを聞いたら、まずは「俺たち」のメンバーになるため、コンビニにGo!となるのもうなずける。ネーミングって、一人一人の行動も、ものの見事に変えさせるパワーがあるんだな。この名前を考え付いた人は、本当にセンスがある方だと思う。一度聞いたら忘れられない。それに、おいしそうだから、買って食べなければという気持ちにすらなる。

じゃ、今度は『女たちの炭火焼カルビ弁当』なんていうネーミングのお弁当だったらどうだろう?ターゲットは女性。だから、ちょっと感じを変え、カラフルで野菜も入り、ご飯の量は少な目で。雰囲気は全く違うけど、個人的にすごく興味がわいてくる。

やはり、ネーミングは絶対に外せないポイントなのだ。このネーミングセンスをぜひ、私にも伝授してほしい。noteを書くときでも、タイトル(一種のネーミング?)を決めるのに、うんうん言っているので。

noteのネタになってくれた『俺たちの炭火焼牛カルビ弁当』。一度、ゆっくり食べてみて、「ネーミングの妙」を味覚からも感じたい。




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