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東京オリンピック ~柔道選手が見せた涙~

東京オリンピックが開幕した。

今回は、特に日本で開催だから(経過はいろいろあったけど)、やっぱり気になる。家事や授業準備をしていても、日本選手が出るとなれば即行、テレビの前へ。だから、どれもが中途半端でなかなか終わらず、思わずため息をつく。

今日は、柔道決勝を見た。

女子48キロ級の渡名喜風南選手と、男子60キロ級の高藤直寿選手。それぞれの試合のとき、私はテレビの前で正座して見た。画面から必死で優勝を狙う2選手の姿が、自然に私をこのようにさせていたからだ。

私の今までの人生の中で、柔道はやったことがない。だからルールは詳しくない。でも、見るのは大好きだ。人が人をダイナミックに倒す。見事な足技。強い力での押さえこみ・・・

やったことがないスポーツを見るのは、違う世界のドアを開けるようで楽しい。わくわくする。

結局、渡名喜選手は銀メダル、高藤選手は今回初めての金メダル!どちらの選手も泣いていた。渡名喜選手は、金メダルを逃した悔し涙、高藤選手は金メダルを得た喜びの涙。両選手とも、涙がきれいだった。そして、今までの思いを率直に述べる姿に、胸があつくなった。

今日という日、試合というこの瞬間に、選手たちは今まで打ち込んできたものをすべて捧げる。だから、見ている人をここまで感動させるのかもしれない。

思わず、「いいものを見せていただき、ありがとう!」と心の中で、静かに「サンキューコール」をしている。

実際に会場でオリンピックが見られなくて残念だけど、その分しっかり自宅でテレビ鑑賞しよう。・・・さて、明日はだれを応援しようかな・・・




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