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青森1人旅 2日目

青森グルメその2


青森旅の2日目。この日の朝は8時からスタート。ホテルを出て約15分歩くと見えてきたのは青森魚菜センター。ここは、元祖のっけ丼を頂ける場所として有名である。
朝の7時から夕方まで開いているが、人混みの少なさ、海鮮物の新鮮さなどを見て、絶対朝に行くことをオススメする。

のっけ丼とは、市場で売られている海鮮の中から好きな具材を選んで満足がいくまでのっけていくことができる丼である。

受付所で食事券とご飯交換のチケットを購入し、具材選びスタート。

ご飯は指定の交換場所で普通盛り1枚、大盛り2枚で交換してもらえる。
市場を巡りながらどんな具材にしようかと考えている時間がすごく楽しい。

数十分歩き回り、完成したのっけ丼がこちら。食べてみての感想は、まず新鮮さが市販で売られているものとは全然違う。これを2000円程度で食べることができるのは本当に贅沢だと思った。今回は初めて食べたのだが、まだまだ他の具材も美味しそうで、とても1回だけでは足りない場所だと感じた。青森にまた来ることがあれば必ず行きたい場所になった。

うこちらができあがったのっけ丼。赤身マグロ。熟成マグロ。中トロ。大トロ。ヒラメ。えんがわ。ホタテ。ミズダコ。そしてシジミの味噌汁。具材ではヒラメとホタテが抜群に美味しかった。

五能線の旅


のっけ丼をいただき、いよいよメインの鉄道旅へ。今回は、青森の川部から秋田の東能代まで合計147.2kmを結ぶ五能線の旅である。

田園風景が広がる地帯もあれば、日本海の海岸沿いを走り抜ける地帯もあり、ローカル線ならではの旅を楽しむことができる。この日もローカル線の旅を楽しむべく、多くの人が乗車していた。

GV-E400系 ローカル線を中心に2019年にデビューしたディーゼル車両。

秘境駅①(驫木駅)


1つ目に訪れた駅は驫木(とどろき)駅である。この駅は、青春18切符にも掲載されたことがあるということで聞いたことがあるという人もいるのではないだろうか。この駅の特徴は、ズバリ次の写真をご覧いただきたい。

そう、目の前に日本海が広がっているのである。駅から降り立つ瞬間、海風の匂いを感じることができた。この日は曇りではあったが、きっと晴れた日には、最高の景色を見ることができるのだろう。

昔ながら存在している雰囲気が漂う空間。自然と「無」になれる空間で落ち着くことができる。これが私にとっての秘境駅ならではの過ごし方だ。

驫木駅から、次の秘境駅に向けて歩き始めた。振り返ると、そこには、ポツンと駅が建っている。

秘境駅②(広戸駅)


驫木駅から2つ先にある広戸駅。駅には私1人だけ。待合室のみの駅となっている。こちらの駅も目の前には日本海が広がっているが、防波堤が続いている。日本海沿線の険しさが物語っている。

待合室のみの駅。車の過ぎる音と波の音しか聞こえない。
電車が来るのを待っているワンシーン。周りには誰もおらずただただ電車が来るのを待つ。

行合崎海岸

行合崎海岸。広戸駅と深浦駅の間に鉄道マニアが集う撮影スポットに来た。ここでは、海岸沿いを走る列車を見ることができる。
りぞーとしらかみ4号。深浦駅に向けて走行中。ディーゼル車なので、近くを通る前に地響きが聞こえる。

帰路

いよいよ帰路につくのだが、深浦から青森に行くには、秋田の東能代駅を経由して帰るのが一番早かったので、4時間ほどかけて青森まで帰ってきた。 

りぞーとしらかみ6号。これで秋田の東能代駅まで向かう。

大間越街道リゾートしらかみビューポイント

途中、リゾートしらかみ号はいくつかの地点で減速する。なぜなら名所と呼ばれるところを通過するからだ。
今回は、五能線の中でも最も美しいとされている大間越街道リゾートしらかみビューポイントである。若干晴れ間も見えたが、ここから見える夕陽もまた見たいと思えるような場所だった。写真ではなかなか伝わらないが、ゆっくりと走る列車から日本海沿いを眺めるのは最高だった。

約1時間半乗車して東能代駅へ。ここから青森駅までノンストップで帰る。

2日目はここまで。この日は約3万歩。20kmほど歩く日となった。さすがにホテルに着いたときは、「帰ってきた~!」という気持ちになった。久しぶりの1日鉄道旅。大満足の1日だった。では。

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