シリコンバレーのデザイナーが語る、これからのデザイナーに必要なこと - hey designers night Vol.2 参加レポート
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登壇者
- 中島 大土ランツ (Design Lead, Airbnb)
- 久下 玄(コイニー株式会社 プロダクトストラテジスト)
- 上野 美香(モデレーター)
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たくさんの話があった中、印象残ったことをメモ。
デザイナーのビジネスへの関わり方
機能や技術を導入するときには、必ずWhyから始める。
その上で、デザイナーがストーリーやジャーニーを考えて、ユーザーがどのように使われるかを体験設計をしていく。
人それぞれスキルセットは違うが、自分のコアバリューを元に何をするべきなのかを考え行動していく。
デザイナーのフィードバックの受け方、仕方
人は自分が作ったデザインのフィードバックを受けるのが怖いと思う。
また、フィードバックする側も、はっきり言いづらい。(自分が人を傷つけるの怖いから)
「褒め言葉 → フィードバック → 褒め言葉」と、フィードバックをサンドイッチをしたり、相手を思いながらヘルプするキモチでフィードバックすると良い。
体験設計のプロセス
ユーザーの細かい行動のストーリーを考える。
そのギャップを見つけて、ビジネスや機能につなげていく。
カルチャーの作り方
会社はいくつかのチーム、個人から出来上がっている。
個人が変わり、そのチームが変わっていくと、周りのカルチャーが変わっていく。
反対意見の人と「戦う」とよく言うが、ネガティブワード。
勝ち負けではない。
考え方の違いはあると思うので、お互いの理解をすべき。
自信がないメンバーの接し方
自分がベストな状態じゃないと、いいプロダクトは作れない。
プロダクトをどうしていくかより、その人の状態をベストにしてあげることに集中した結果、良いプロダクトにつながっていった。
デザイナーとして身につけるべきこと
SketchやFigmaなどツールの使い方など小手先のテクニックに時間かけずに、自分に対して時間をかける。
どうやったらもっとスマートに仕事をできるのか、自分の意見を伝え方や、自分はなぜここにいるのか、などに時間を割くべき。
バーンアウト(燃え尽き症候群)の対応
この3つの要因によって起こりやすい。
・疲れて疲弊する
・チャレンジすることがない
・自分の価値感が受け入れられていない
単純な転職は根本的な解決にならない。
自分が何をしたいのか考え振り返るべき。
キャリアのふりかえり
人生のプランを考える。
そして、3ヶ月ごとに自分自身をふりかえる。
何を納得しているのか、何が納得できていないのか、ハッピーなのかを書いていく。
そうすることで、自分の人生をデザインしていく。
感想
中島さん凄かった。。
デザイナーのイベントだったが、UIやビジュアルデザインの話はほぼ無く、仕事に対する在り方などを2時間半ぶっ続けて喋っていただいた。
自分の体験や経験をここまで言語化し熱く語れるって素晴らしい。
デザイナーだけではなく、モノづくりに関わる人は、ぜひ聞いていただきたい内容だった。
最後に、heyのKitKatがかわいかった。
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