ファスティングがおススメな理由
ーーーーー今日のテーマはファスティングーーーーー
ここ数年、腸活が盛んになったことから注目を集めるファスティング。
簡単に体重を落とせる！肌がきれいになる！みたいなところばかりが取りだたされていますが、
ほんとの魅力はそんなことではなく、
究極のデトックスにあります。
今日はファスティングをやるメリットと、そのやり方について。
要点だけ見たい方は、目次より まとめ へスキップしてください。
そのうち有料になるかも😂
最後まで読んで頂けると幸いです。
ファスティングとは？
海外では医療としても扱われるファスティング。
トレーナーレベルでは指導することはできませんが、ガンの治療にも行われることがあります。
ファスティングのメリット
ファスティングを行うメリットはいくつかありますが、
その代表として僕はこの５つを挙げます。
デトックス
ダイエット
リフレッシュ
脳の活性化
食習慣の改善
ダイエット&デトックス
ファスティングを行うことで、細胞内のゴミを取るオートファジーが活性化します。
普段の食生活が荒れていたり、添加物や化学調味料まみれの食事をしていると、
細胞が炎症をしたり、細胞内にたんぱくのゴミが溜まったり、細胞膜が汚れたりします。
これを放置していると様々な代謝活動の効率が悪くなり、脳や神経、メンタルへの悪影響も起こります。
食べたものは消化器官で分解・消化され、腸から体内へと吸収されるわけですが、
腸内が汚れているとこの吸収能力が低下してしまうだけでなく
吸収していけないものが体内に入ってしまうことがあります(リーキーガット症候群)
腸が担う働きは様々ありますが、
①代謝
②排泄
③吸収
④免疫
⑤ホルモン生成
このあたりの働きは腸内が汚れることで機能が弱りますね。
どれも単体で変化があるわけではなく、５つが１つみたいなところがありますね。
セロトニンが作れないから排泄ができなくなって、排泄ができなくなって吸収ができなくなる・・・的な。
ファスティングに興味があるという時点で、ある程度ボディメイクやダイエットなど、身体を変えるということに取り組んでいる方かと思いますが、
細胞の中にある『小胞体』という部分にゴミが溜まったまま(小胞体ストレス)だと、筋肉をつける(筋合成)という作業が非効率になります。
皆さん、貴重な時間を割いてトレーニングをしているわけですから、なるべく効率よく筋肉をつけていきたいですよね！
また女性の場合、エストロゲン(女性ホルモン)は小胞体で作られるので、生理やバストの大きさなんかにも小胞体ストレスは関係しますし、
エストロゲン自体がＬＤＬコレステロールが原料になるので、ＬＤＬコレステロールが高い方は小胞体ストレスを改善することで、期待される効果も広がるのでは😊と思います。
ファスティングで細胞をキレイにして、ボディメイクを楽しみましょう♪
リフレッシュ＆脳の活性化
デトックスのところでも触れていますが、
疲れやすさ、倦怠感、虚無感、自己否定感
これらの原因は体(細胞)の汚れ、特に腸の汚れであることがほとんどです。
そして、脳はこれらの不調をとても簡単に解決する方法を知っています。
それが
砂糖を摂ること(糖質を摂ること)
砂糖を摂ることで血糖値がドォーンと上がります。
血糖値が上がっている時はセロトニンが分泌し、体が一時的に元気になります。幸福度が増し、高揚します。
しかし、ドォーンと上がった血糖値はガァーンと下がるので再び気分が落ち込み、元気がなくなったり、虚無感に襲われます。
この時、体の中ではストレスホルモン(アドレナリンやグルカゴン、コルチゾール)が出ています。
そうなるとヒトが取る行動はひとつ。
また摂ろう。
アドレナリンやコルチゾールなどは、インスリン拮抗ホルモンとも呼ばれ、これらのストレスホルモンが分泌されていると、血糖値を上げようとします。
ゆえに暴飲暴食、過食へと走るのです。
そして、これが依存の始まりです。
砂糖は体を汚すトップクラスの毒素です。
セロトニンが欲しくて砂糖を食べ
砂糖を食べるから血糖値が急激に上がり
血糖値が急激に上がれば急激に下がるため
ストレスホルモンが出て
ストレスホルモンを抑えるセロトニンが欲しくなる
この負の連鎖に陥ってしまいます。
ちなみに、セロトニンを作るためにマグネシウム、亜鉛、鉄、ビタミンB6や葉酸、ナイアシンなども必要になりますが、これらのビタミン、ミネラルは糖質の代謝やストレスホルモンを作るのにも必要な栄養素です。
血糖値の乱高下を繰り返すことで、これらのビタミン、ミネラルがどんどん不足していきますね。
どんどん血糖を下げられなくなるので、糖尿病になります。
話が少しそれました💦戻します🙇
ファスティングは体の中に溜まった糖質を全部出します。
腸にこびりついたコレステロールやでんぷんの塊なども全部出します。
食事を摂らない代わりに血糖値の乱高下が起きないので
ある程度の依存度を軽減させることができます。
ファスティング後に良い栄養素を摂ることで体が綺麗になっていくわけです。
ヒトが最大限に集中したり、最高のパフォーマンスを発揮するのは空腹時であると言われています。
歴史に名を残すような発明をした人、
イノベーションを起こしてきた人たちは、
粗食であることが多いようです。
脳が活発に働いている時というのは、α波という脳波が出ています。
このα波が出ている時は
適度な空腹状態であることが条件です。
そして、この空腹時にはオレキシンという神経発達物質がでます。
このオレキシンは五感を活性化するものですが、この五感は脳神経による支配です。
食べ物の消化という作業がないだけで、脳への血流量が増えます。
集中力や記憶力などが高まるのはもちろん、
前述したセロトニンの働きには、自己肯定力を高めたり、直観力を高める働きなどもあります。
五感＋シックスセンスが研ぎ澄まされることで、あらゆる情報の処理がスムーズになりますね。
生活習慣の改善
脳の活性化や細胞の活性化がされると、
味覚が正常化され、免疫力が高まります。
体に異常をきたすほどの調味料や食べ物などは受け付けなくなります。
1日に摂取していいとされる塩分の量はおよそ7〜9gとされていますが、現代の日本人はおよそ11g摂取していると言われています。
取りすぎが普通だった食生活が
ファスティングをすることで、ちゃんとしょっぱく感じるようになります。
美味しぃ〜って思っていたチョコレートが甘すぎて食べられなくなります。
実際、ファスティングを行ったあとにタバコやお酒を辞めたという方も少なくないといいます。
味覚や免疫力が正常化することで血糖値や血圧への作用を軽減させることができるかもしれません。
そうなると生活習慣の改善につながりますね！
もちろん、服薬中の方がファスティングを行う場合は、医師にしっかり相談してくださいね！！
ファスティングの方法～期間～
ファスティングの方法は諸説ありますが、一般的にはこんな感じです。
断食期は、2～5日となっていますがちゃんと体脂肪が燃え始まるのはおよそ3日目あたりからなので正直3日以上はやりたいし、
細胞の解毒にかかる日数は7日間ともいわれるの、可能なら7日間くらいやるといいと思います。
回復期に関して10日としている理由は、がっつりお肉を食べたり、アルコールを摂取するところまでは、このくらい期間を設けたいということです。
回復期間を2日で3日目にいきなり焼肉ビール！は、逆効果にもなりかねません💦
ファスティングの方法～用意するもの～
準備の段階で、しっかりマグネシウムや亜鉛、鉄などのミネラルはしっかり摂っておきましょう。
リキッドタイプのマグネシウムもありますので、補足として用意があると安心です。
ハーブティは、ローズヒップやネトル、カモミールなどがあると、鉄やビタミンを摂ることができます。
ファスティングの方法～準備食・回復食～
断食の前に行う準備食は、こちらの食品から選んだものを、極力調理することなく食べたいです。
特に火熱や揚げるなどは控えてください。
コーヒーやエナジードリンク、清涼飲料水などは最低でも5日～1週間、アルコールは可能なら2週間前から摂取を控えておくことをお勧めします。
ファスティングの方法～アシスト食～
好転反応が強く出過ぎたり、ミネラルの欠乏症が見られた際にはこれらの摂取をして、体調をみてください。
準備が適当であったり、水や味噌汁、アミノ酸などでファスティングをしようとすると、こういった好転反応が出やすくなります。
ファスティングの方法～ＯＫ・ＮＧ～
ファスティング中に落ちる体重は、男性で３㎏～５㎏。女性で２㎏～３㎏ぐらいが平均です。
ファスティングの効果を最大化するには、身体が冷えないように半身浴やウォーキングなどを積極的に行うことです。
岩盤浴やよもぎ蒸しなどもオススメです✨
ファスティングの方法～ルール・注意～
こちらに書き忘れましたが、女性がファスティングを行う場合、生理後に行うのがベターです。
生理前はどうしても浮腫みやすかったり、精神的に不安定だったりするので、ファスティングの効果が出にくいです。
せっかくやったのに・・・とならないように、排卵が終わった後から始めるといいと思います。
まとめ
✅ファスティングとは断食のことで海外ではメスのいらない手術と言われている
✅ファスティングを行う際には、プレ準備期・準備期・断食期・回復期を設けて行う
✅ファスティングを行うメリットはデトックス・ダイエット・脳の活性化・リフレッシュ・生活習慣の改善の5つある
✅ファスティングを行う際には発酵飲料を使い、オリゴ糖や水分で嵩ましをしている粗悪なドリンクに注意する
✅水だけ、スープだけ、プロテインだけでファスティングを行わない
✅ファスティング中は入浴とウォーキングを取り入れる
✅体調がよくない人は、医師やファスティングに詳しいトレーナーや栄養指導士に相談する。
✅人生で一度は体験してみて欲しい
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