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教育メントレvol.12『宿題を自己決定の連続体にしてみようかな?』

皆さんは、内発的動機付けと外発的動機付けという言葉を知っていますか?
自ら湧き上がるやる気を内発的動機付け、周りからやらされてしぶしぶ動くきっかけを外発的動機付けというイメージを持たれているかもしれませんが、実は間違えた解釈をしています。

デシとライアン 『自己決定の連続体』

最近改訂された「生徒指導提要」にも改めて記載されていますが、生徒指導の4機能の1つに『自己決定』が記されています。
次期学習指導要領のキーワードになる【well-being】にも繋がりますが、自己決定することで脳が活性化し、ドーパミンが分泌されます。

この記事にもある通り、脳はやらせるのが大嫌いなんですね。
だから、やらされるのではなく、やる!方が脳にとって良いのです。

じゃあ、全て内発的動機付けにしないといけないの!?
そんなことはありません。

自己決定すれば、度合いはともあれ、やる!脳になるのです。
まさしく『自己決定の連続体』ですよね。

そこで現在実験しながら考えているのが…
宿題を自己決定の連続体にすることです。
宿題はやらせます。外発的動機付けです。

しかし、その宿題のやり方や何をするかを多数の選択肢から選ばせ、自己決定してやってくるものです。

また、詳しいことが決まれば、この場でお知らせします。

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