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教育メンタルvol.4『話が聴けなくなった子どもへのアプローチ』

話を聞いていない子っていますか?
大人が話し出すと、数分後に周りの友達と話をして、頭に入ってない子どもがいます。
非常に興味深い現象だな…って思って観察していたら、あることに気が付きました。

興味のある話は聴いていて、無さそうな話は数秒で聞いていない

ま、子どもに限らずみんなそうなのですが(笑)
注意深く観察していると、必ず同じ子が同じタイミングで聴いていないのです。

そのタイミングは、大人が話出すタイミングでした。

カクテルパーティ効果で失われた聴く力

色々調べてみると非常に興味深いことが3つ分かりました。
① 親が細かくて口うるさい
② 担任の話が長くて面白くない
③ 聴いていなくても失敗しない

一定の空間の中に様々な情報がある中で、大人の話を無意識のうちに脳が聴き逃す様になっているのです。
つまり、大人の話に過剰なストレスがあり、優先順位が低くなっているのです。
カクテルパーティ効果の裏側が効果を発揮していることが分かりました。

特定のタイミングで話を聴いていない
必ず教師に「◯◯して良いですか?」と確認の質問をする

カクテルパーティ効果で失った力は、カクテルパーティ効果で取り戻すしかありません。
子ども達の脳に、繰り返し繰り返しアプローチして、優先順位を高めていこうと思います。

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