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教育メンタル vol.6 『面白かったら勝手に成長する』

今回は少し思考を変えて、子育てに関する話をしたいなと思います。
先にお伝えしたいのは、私の子育ては凄い👍と言いたいのではなく、子育てから私が学んだコツを私なりの解釈で実践しているということをお伝えしたいと思います。

私は指導者としてたくさんの子ども達と接しながら子育てをしています。
そんな中で、これだけははっきりしているものがあります。

面白かったら勝手に成長する

脳のアドレナリンが分泌されている訳ですから、当たり前と言えば当たり前で、人によって何に分泌されるかはまちまちなのですが…
世の中にある無数の面白さに、出会えるか出会えないかは、環境だと思っています。
何に引っ掛かるか分かりませんが、引っかかってからの成長力はとてつもない可能性を秘めています。

広さは他人によるが、深さは自分による

これは我が子や教え子から学んだことです。

小学校高学年で漢字が読めないから知識が入らない子どもがいます。
かたや、小学校低学年で漢字が読める子どもがいます。
どちらが優秀か?みたいな話ではなく、同じ人間なのに、なぜ違うのか?という話です。

高学年で漢字が読めない子どもは、漢字が嫌いなのだそうです。
嫌々練習させられ、続けさせられ、脳がストレス反応を起こしています。

逆に低学年で漢字が読める子どもは、漢字が好きです。
電車好きから様々な場所に行き、英語を習っていたので、ローマ字つづりで読める様になり、分かる楽しさに繋がっています。
ついでに都道府県や市町の名前も覚えています。

漢字が好きな子を育てるのではなく、漢字が好きになりそうなタイミングを見逃さないこと

昨今のニュースや書籍、ライセンスビジネスを観ていると、◯◯の育て方!や△△の仕方!!みたいなHow to系が流行っていますが、そこには大きな影があります。

自分と未来は変えられるが、他人と過去は変えられない

『漢字が好きな子どもの育て方』という著書の内容は事実でしょう。
しかし、それをそのままやらされた子どもは、ストレスと拒否反応しかありません。

大切なことは…
漢字が好きになるかもしれない子どもを観る力
好きになりそうな子どもと一緒に楽しむ力
好きなことを探究できる環境を用意できる力

だと私は思っています。

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