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私の方が疲れているんだから

どうも、恐妻家です。

くたくたになることってありますよね。仕事が立て込んでくたくたになって帰った時のことでした。

「あ~疲れた~」と言いながら部屋に入ると、ソファに横になった妻が、

私の方が疲れているんだから

と一言。

そんなはずはありません。当時妻はパートをしており、稼働も週3日で1日あたり4時間ゆるーく仕事をしていました(妻から聞く話からすると、上司や同僚はとても良い人たちで、このご時世にめずらしい超ホワイト企業でした。)。その日はパートの日でしたが、深夜まで働いた私より疲れているわけがありません。私が冗談交じりに「そんなわけないでしょー」というと、今度は真剣な顔で「私の方が疲れているんだから」と繰り返します。

「あんたは毎日仕事に出て慣れているからいいかもしれないけど、私は間に休みがあって、ペースがとれず、毎回疲れるんだから」と言います。

全く意味がわかりません。その場を愛想笑いでなんとかしのぎ、その後1人トイレでこのことについて考えました。

妻の一言を考えているうちに、結局、疲れというのは、エネルギーの循環不良のことを言うのではないかと気づかされました。

仕事をしてテンポ良くエネルギーを使っているときは、またエネルギーが湧き出てきて、心と身体を気持ち良く循環します。

他方、エネルギーをテンポ良く使わないと、エネルギーが身体に滞留して、淀んでしまい、これが疲れになって心と身体に表れるのではないか、そう気づいたのです。

そう考えると、週末に平日の疲れを取り戻そうと遅くまで寝てみても、あまり疲れが取れないような気がします。週末でも朝早く起きて、エネルギーの滞留した妻と一緒に出かけてエネルギーを循環させた方が疲れが出にくいのではないか、そう考えるに至ったのです。

トイレを出て、部屋に戻って、週末どこか出かけようかと妻に聞きました。妻は目を輝かせて、行きたかった花が綺麗な公園に出かけたいと言いました。

少し遠出になってしまいますが、エネルギーは使って循環させた方が疲れないのです。私は快諾して、手帳に週末の予定を書き込みました。

つづく

恐妻家だって幸せです。でも、小遣いは多くない。皆様のサポートがお昼のグレードをアップします。