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くねくねハニィの「What's up? ~最近どうよ?~」4月後半号 – 3月は世界でゲームが売れまくった!アメリカ市場と世界のデジタル市場のデータを見ながら語っちゃう!そのあとで海外の業界ニュースも教えちゃう!

くねくねハニィとしてライターにカムバックしました。定期購読いただけましたら月に2回(10日に前半号、25日に後半号)がお読みいただけます。

ちょっとだけ知ってるけどよく知らない、でももっと知りたい海外市場動向やニュースも含めてハニィしか書けないことをたくさん書いていくつもりなのでよろしくお願いします。

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毎月後半号ではアメリカのゲーム市場データ(NPD)の分析と世界のデジタルゲーム市場(SuperData)の分析がトップ記事になります。もちろんそれだけじゃないのでご安心を!逆に長いのでびっくりしないでくださいね(笑)。

さて、本編記事参ります!お楽しみくださいませ♪
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ハロー!みんなお元気だった~?くねくねハニィです。8年ぶりの復帰です。これからガンガン書いていきますのでよろしくお願いします!

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ゲーム業界は外に出れない世界の人々に楽しさと喜びを提供しています。直接的な接触を伴わない安全な社交の場を提供しているのですわ。友人や他のユーザーとバーチャルに触れ合い、ひとりぼっち感を払拭してくれる!なんて世のため人のためのものなの!胸を張っていきましょう!

さて、「好況!」なゲーム業界だけど、それが数字となったレポートがようやく上がってきましたよ。アメリカ市場(NPD)と世界デジタルマーケット(SuperData)の3月度の結果です。びっくりですよ。さっそく行きましょう!

今回の為替レートは1ドル=107円で計算しています。

2020年3月 米国市場動向 NPDデータ分析!

ご存知の通り、2020年3月は新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大し、多くの人々が肉体的にも精神的にも…そして経済的にも苦しんだ月でしたよね。そんな中でゲーム産業は経済的に打撃を受けなかった分野のひとつかもしれません。アメリカでは自宅待機、在宅勤務、自主隔離などにより孤立しがちな人々がエンターテインメントを求めて手にとったのはゲームでした。アメリカだけじゃないけどね。笑。もちろん、NetflixやHulu、Disney+なんかもそうだしね!

その結果、3月という月としては、絶好調だった2008年3月の18億ドル(約1,926億円)に次いで2番目の売上額を記録した月になりましたの。3月決算のゲームメーカーが多いため、大型タイトルをこの時期に発売することは珍しくないんだけど、ハードの買い換えを年末に控えたこの時期に売上規模がジャンプアップするというのはなかなか聞いたことがありませんね。その証拠に前月2月までのデータではダウン、ダウンの連続でした。

まぁハードも入れ替えだし、年末までは省エネモードかしら?とばかりの動きに、いきなりの前年比35%アップですからこれはコロナの影響であることは否定できません。前号にも書きましたが、ココでゲーム業界が「コロナに便乗して儲けている」などと卑屈になる必要はありません。この暗い世の中に人々にエンターテインメントを提供して、光を灯しているのですから。

NPDも、「コロナウイルス感染拡大により、学校閉鎖や外出禁止の命令が出される中、当面の間米国人の生活習慣は、屋内で生活する必要性を求められています。パンデミック中には、たくさんの業界で大幅な売上減少が見られますが、エンターテインメントに対する消費者の支出は旺盛で、とくにビデオゲームにおいては堅調です!」と述べています。

1.2020年3月の市場概況

2020年3月のアメリカゲーム市場は前述の通り前年同月比35%アップの15億9,700万ドル(約1,708.7億円)となりました。

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