料理日記 その①
「玉ねぎを使った料理を作ろう。」
収穫したての土を洗い落としながら、何を作ろうかと考えた。結局はいつも通り、レシピ本の写真を眺め、目に止まった「鶏手羽元、椎茸、唐辛子、じゃがいものオイル焼き」を作ることにした。
料理を作る前の時間が一番楽しかったりする。材料は手羽元、ニンニク、玉ねぎ、ベーコン、椎茸、ジャガイモ、レモン、タイム、セルバチコ…セルバチコ?!写真映えの良いおしゃれな料理だけあって聞いたことの無い名前が出てくる。
セルバチコとは、別名ワイルドルッコラとも言うらしく、ゴマの香りがあって少し苦みがある植物とのこと。
なるほど…そんなこんなでスーパーにやって来て、食材をカゴに入れていく。まぁセルバチコなんて売っているはずも無く、ルッコラで代用しようとするも、ルッコラも見当たらない…更に、タイム(ハーブの一種で、少し加えるだけで心地よい香りが広がるらしい)なんて普段使わないのに、明らかに量が多いものが売られていた。
出来るだけレシピ通りに作る事をモットーにしているので、売っていないセルバチコは諦めるものの、量の多いタイムは購入した。他にも色々と必要な物を買って帰路に着いた。
①じゃがいもを皮付きのまま蒸す。
早速料理を開始した。蒸すのは電鍋(台湾発祥の調理器具)の得意技だ。じゃがいもを水洗いして放り込んでスイッチを入れる。
②手羽元、ニンニク、玉ねぎ、ベーコンを焼く
ここで気づく…手羽元を買い損ねている事に。
セルバチコとタイムで頭がいっぱいになり、一番肝心の手羽元を買い損ねている。…近くにスーパーも無く、それでもレシピに近づきたくて、泣く泣くコンビニでサラダチキンを購入した。
③椎茸、唐辛子、蒸したじゃがいもを加え焼く
じゃがいもを加えるタイミングになって、保温されている電鍋からじゃがいもを取り出す。…が全然蒸せていないことに気づく(入れる水の量が少なかった)。時間も無いので、慌ててレンジでチンした。
④完成!
調味料は塩こしょうだけだが、風味はタイムのおかげで、一気におしゃれになった、玉ねぎは甘みが増して美味しく仕上がっていた。じゃがいもも美味しい。ただ量が多い。直前でちょっと減らしたけれど、(レシピ通りなのに)それでも多い。お腹にくる。
反省と振り返り
●確実に売っているものから買物カゴに入れる。
●タイムは風味が良い。おしゃれ。
●じゃがいもはお腹に来るので、少なめにする。
●セルバチコを食べてみたい。
以上。
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