見出し画像

【雑記】良い文章とは?について思いのまま語る

 今日は久々の雑記です。ちょいと頭の中を整理するために、思っていることを書きます。

 最近、書きたいことがたくさんあるのに上手く書けません。noteを本格的にやろうと思い始めたのは昨年の8月下旬。以来、いろんな葛藤があります。日々小さな気づきがあって、ひとつずつ振り返ると長くなるから省略しますが、とにかく仕事の物書きではない「自分の物書き」をちゃんとするようになってから、新しい発見と自分の文章に対する疑問がどんどん湧いてきます。

 今は、自分の執筆ペースについて「こんな感じなんだ」と再認識中です。本業ライターですが、仕事で書くのと自分のエッセイを書くのとではペースも気分も変わります。私の場合、エッセイを本当に書きたいと思ってからズダダダダと書けるようになるまで数日のブランクがあると分かりました。この期間中はぜんっぜん書けなくなる。あれ書きたいなぁ、これ書きたいなぁと思っているけど、面白いほど書けなくなるの!

 これに気づいた当初は、いかがなものかと思ったけど、今はそれで良いと思っています。書けないものは書けないし、無理して書くものでもないから。ただでさえ毎日仕事で書いてるし、気分が乗らなくても書かなきゃいけないから、noteくらいは自分のペースや気持ちに合わせて書きたいなと。心のままに書かないと自分で良いと思えるエッセイが書けないのだ。

 そもそも、良い文章、良いエッセイとは何なのでしょうか。

 私はわりと最近まで「読者が唸るような文章」とか「表現に長けた文章」と思っていました。そんな物書きになれるようにと思っていたけど、ちょっと、いや大分違うなと気づいたのです。

 私にとって良いエッセイとは、心そのものを書いたもの。ありのままの自分を書いたもの。

 仕事の物書きをするうえで常に意識しているのは、誰が読んでも分かる文章を書くことです。私は読書家ではなく、読書が嫌いな人間でした。学生の頃は本を読むのが本当に苦痛だった。でも、なぜか現代文は成績が良かったんですね。作者が何を言いたいのかは分かった。気持ちや考えはピンと頭に入ってきた。

 こんな背景の人間ですから、読書が苦手な人でも読みやすく内容が頭に入ってくる文章を書くことを心掛けています。ちなみに、読書は苦手でも作文は得意で、手を抜いて書いても二重丸はもらっていました。自分の気持ちや考えを伝えることは好きだったんです。読書嫌いなのに書けるって不思議よね。

 話を戻します。読書嫌いだからこそ分かりやすい文章を好むので、自分が書く時は読みやすさを意識しています。だから、エッセイはカッコつけて書くよりも自分の気持ちに正直に書こうと思っています。ストレートな表現で書くほうが性に合うんですわ。

 私は文豪のような匠な表現はできません。できるように努力していますけど、そこにこだわりすぎた結果、自分の気持ちを上手く伝えられないのなら、こだわらなくていっかと思う。美しく心に響くような文章よりも、その時の心で感じたことを読んだ人に丸ごと伝えたい。エッセイでは、そんな文章を書きたいと思っています。

 となると、繰り返しになりますが、私が考える「良い文章」というのは、自分の気持ちを一番に書いた文章なのです。ありのままに表現したいから、無理に上手く書こうとするのはちょっと違うんだな。

 noteには文章が上手い人がたくさんいて凹む時があります。私は凹むと自分を否定しまくる人間なので、すぐに「私なんて」と思ってしまう。だけど、そんなことしなくていいやと最近心から思えたんですね。だって、私は完璧じゃないから。できないことも当然ある。それなら、自分の良さを伸ばして、心から納得できる書き方を貫こうって。だから今後も、自分のペースで書きたいと思った時に心のままに書こう、楽しんで書こうと思いました。

 あーーーースッキリした! 実はこの話をエッセイで書こうとしたんだけど、なんか上手く書けないから雑記でやりたい放題で書いてみました。そしたらスラスラ書けたよ。ほんと我ながら気分屋だと思う。

 最後に、大きなお節介かもしれないけど、もし今自分が書く文章を否定したり、上手い人と比べて凹んでいる人がこれを読んでくださっているなら。自分の文章を卑下する必要は絶対にありません。誰かに憧れて、それが原動力となって努力するのは素晴らしいし、続ければ上手くなると思う。でも、今の自分の文章が全部ダメってことは絶対にありません。文章とは書く人そのものであり、個性であるから。私の文章も未熟な部分はあるけど、それでも書きたいから書いている。楽しいから書いている。上手い下手で自分をジャッジするよりも、楽しいのかどうか、心から納得して書けるのかどうかを大切にしてほしいと思いました。

 と、長文乱文失礼しました! でもいいの。今ブランク中だし雑記だから(笑)。毎回完璧を目指す必要なんてないんだよ〜!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?