見出し画像

余白をつくる

​12月もあっという間に半ばとなりましたね。
ボストン周辺はユダヤ人の方が多いのですが、
ユダヤのお祝いハヌカが始まりました。

こちらでは、クリスマスツリーに並んで
ハヌカで祝うメノラというキャンドルも一緒に飾られている
のをよく見かけます。

今年は、今イスラエルが戦争中だからか
いつも以上に一緒に飾られているのを見かけます。

私たち日本人は、神棚に仏壇、さらにクリスマスツリーも
一緒に飾ったりするので
キリスト教にユダヤ教が並んでいてもなんとも思いませんが

これは当たり前のことではないのは間違い無いですね。


さて、私は今、新しい一年を迎えるにあたり

「余白をつくる」

ということをしています。

余白=スペースには目に見えるもの目に見えないものがありますね。
私自身は、「家の片付け」と「現在抱えていることの棚卸し」をしました。

私たちは、気づかないうちにたくさんのことを抱え込んでいます。
ものであれば、目に見えますが、頭の中は目に見えないので、
書き出すことで可視化されどれだけ自分が抱え込んでいたかがわかります。

なんとなくやらなきゃいけないことが、たくさんあるように感じて、
ストレスになっていたことも、案外書き出すと
「なーんだ。思っていたほどたくさんはなかった」
と気づくこともあります。

私はつい欲張りすぎて「あれもこれもやりたい!」と
多くのことをやろうとしてしまい、
結果「まだできていない。あれ、やらなきゃ。」
といつも焦っているタイプでした。

体力や時間には限りがあるので、優先順位を決めて、
手放すべきこともわかりました。

定期的に、自分の抱えていることを書き出して整理するといいですね。

これは、家のお掃除やメンテナンスとまさに同じ。
一度やったらおしまいということがなく、
ある意味永遠にやり続けなくてはいけないこと。
私たちの身体は毎日これをやってくれていますね。

私は、やっとこ、ダイニングルームのクローゼットを片付けました!
実は、ずっと気になっている場所でした。笑

毎日使う場所だけに、いろいろなものがてんこ盛りになっていたので
スッキリ片付き、ストレスも減りました。

さらに使いやすくするために、クローゼット内に棚を作りたいのですが
ひとまず使用しなくなったものを捨てただけでも、
スペースに余裕が生まれました。

以前は開けるたびに
「ああ、片付けなきゃ」と呪文のように頭の中で唱えていました。

このクローゼットには、いつか使うかもと思って手放せずにいた
紙袋やショッピング袋がたくさん入っていました。
ものは気づかないうちにあっという間に増えてしまいますね。

目に見えるクローゼットですらこんな具合ですから、
思考の中はもっと不要なもので溢れているのかもしれません。

「余白」が生まれると、気持ちもなんだかスッキリ
肩の荷が降りて、身体がリラックスしました。

私たちはつい目先のことや新しいことに飛びついてしまいますが、
その前にまず不要なものを手放さないと

常に飽和状態

私のクローゼットのようにてんこ盛りになり
新しいものが入る余地がないのに
無理矢理詰め込むことになってしまいます。


「余白を常に持たせておくこと」

というのは
さまざまな変化に柔軟に対応するためにも
必要なことかもしれません。

それは

思考であれば、「ああすべき、こうすべき」から
余白があることで「こんな考え方もできるかも」となり、

感情であれば、揺らぐ余裕が生まれます。

腹八分目ではないけど
あえて少しのスペースを残すこと。

これはストレスを減らすことにもつながり
健康でいるための秘訣かもしれません。



12年前フランス・パリのノートルダム大聖堂にて



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?