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暮らしの質を高める

こんにちは。久々の投稿になりました。
こちらアメリカはすでに夏休みに入り、3週目になりました。子供たちが学校にいかずに家にいる生活、なかなか生活のペースを掴むのが難しいですね。
日々試行錯誤しています。

リズムを持った生活をすること。
それ自体が私たちの生命力を高めてくれます。それなので、規則正しい生活リズムを意識していますが、この当たり前すぎることが案外難しいですね。娘たちのお弁当を作らなくてよくなったので、早起きの必要もなくなったのですが、私は朝のまだ家族が寝ている時間に、瞑想やモーニングページを書くといった自分と向き合う時間を持っています。この時間を持ってから始める1日とやらなかった1日とでは、まったく違った気分で過ごすことになるので、早起きが辛くて二度寝したくなる時もありますが、後々自分が気分よく1日を過ごすために、やはり早起きを続けています。

さて、今年も半年が過ぎました。私は年始にポジティヴヘルスの健康の6つの次元に沿って今年の目標を立てました。『暮らしの質』というところで、「私のお気に入りの空間をつくる」という目標を掲げました。私は結婚し、子どもを持ってから、気づくと「私のスペース」というものが家にはないことに気づきました。キッチンで過ごす時間が長いので、「キッチンがママのお気に入りのスペース」と子どもたちは思っているかもしれません(笑)。
私は社会人になったときに憧れだった一人暮らしを始め、自分の好きな小物を集めて飾ったり、自分の大好きが詰まった空間づくりを楽しんでいました。結婚し、子どもが産まれ、、、誰かと一緒に住むようになって、自分の「好き」よりも夫の趣味や子どものことを優先して、お家の中もそのようになっていて、気づいたら私がゆっくり座ってくつろぐ場所がないことになっていました。ソファはありますが、そこは夫が寝転がる場所という感じで、私はダイニングの椅子に座ってお茶を飲むことがしばしばでした。せっかくリビングルームにソファなどあるのに、私がくつろぐ時はダイニングテーブル。そんな私を見て、夫はいつも「そんなに忙しなくしてないで、少しはゆっくり座ってリラックスしたら」と声をかけてくるのですが、家に居るといろいろやることがあり、ちょっと座ったと思ったら、すぐにやらなければならないことを思い出し、立ち上がり、、、という具合で、家の中でゆっくり腰を下ろしてくつろぐということを全然していませんでした。

お家自体は大好きです。ただ気づくと私だけのスペースがないのです。私(ママ)の場所は公共の場みたいになっていました。そこで、自分だけのお気に入りのスペースを作りたいと昨年から思っていて、今年の目標にも揚げ、本格的に取り組んでいました。お気に入りの椅子を見つけ、母の日にプレゼントしてもらい、ある程度は空間が出来上がってきたのですが、最後のあと一歩がどのように進めたらいいかわからず、せきまいさんの『My own healing space〜わたしだけの癒しの空間をつくるワークショップ〜』に参加しました。

「お片付け」はこんまりさんがきちんとした職種として確立しましたよね。でも「お片付けなら自分でもできるし」と思って、こんまりさんの本を読んで何度か自分なりに挑戦してきましたが、いつも途中でつまずき、「ある程度片付いたからいいや」となんとなくうやむやになって最後まで片付け切らないということの繰り返しでした。

今回の私の「自分のお気に入りの空間をつくるプロジェクト」も半ばまで完成していましたが、自分の理想の状態までには至らずストップしていたので、ここはもう誰かの力を借りた方がいいなと思い、ワークショップに飛び込んでみましましたが、これが大正解でした!

自分の力でがんばってみることは大切だと思いますが、他者の助けも借りて、自分の理想に近づく。これは、まさにぽジティヴヘルスの考え方。健康の6つの次元(詳細は※)の項目の中には、「支援を求められる」や「必要なときに支援してくれる人がいる」というものがあり、他者の助けを借りることも私たちを健康に導く大切な要素です。そして、今回のワークショップで得たもの、それは私の『暮らしの質』をぐーんと高めてくれました。今はまだ1ヶ月のワークショップ中ですが、すでに「私の癒しの空間」が完成に近づき、以前よりももっとこの場にゆっくり腰をおろしてリラックスするようになりました。

さらに!私は月に1回ポジティヴヘルスのクモの巣というツールで自分の健康を評価しているのですが、今回は『暮らしの質』が10点で、自分としても「暮らし」に大満足していることに気づきました。クモの巣を記入するまで、そこまで自覚していなかったので、これはとても大きな気づきでした。

「お家を片付けること」や「理想の家に近づけること」、これらは一見健康とはまったく関係のないことのようですよね。今回のワークショップに参加したことで、単に『暮らしの質』を上げただけでなく、私の『心の状態』もずっと良くなり、『社会とのつながり』や『日常機能』が充実し、「私ってこんなことが好きだった!」と思い出したことで『生きがい』も向上しました。

ということで、今の私の健康の状態はとてもいいです。
「家を片付けたらくらいで健康になるの?」「片付けなんて健康には関係ないでしょ」と思う人もいるかもしれませんね。でも、そう思うなら、ぜひ家を片付けて、あなたの理想の家、部屋にしてみてください。そうすると、どれだけ『暮らしの質』があなたの健康に関わっているかを実感することができますよ。

※ポジティヴヘルスの健康の6つの次元
『身体的状態』『心の状態』『生きがい』『暮らしの質』『社会とのつながり』『日常機能』の6つすべてを健康に関わる大切な次元と考えます。
詳しくはこちらをご参照ください。


あともう一息。観葉植物を飾ったら完成です。

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