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アビスパ福岡に育成型期限付き移籍で加入した前川大河選手について情報をまとめてみたよ

みなさん、こんにちは。

気に入った曲は何度もリピートをして聞き、すぐに飽きるというサイクルを繰り返しすタイプの人間であるきょんもりと申します。

(*'ω'*)(*'ω'*)(*'ω'*)

アビスパ福岡を応援している、通称「アビサポ」たちは今シーズンのオフに移籍情報が全くと言っていいほど入ってこず、情報のなさのあまりに枯渇してしまっていたのですが、本日(12月21日)にとうとう新加入選手の情報が入ってきました。

その選手というのが、

そうです、このnoteのタイトルにもあるように前川大河選手の加入です。次の項目から簡単に彼の経歴などをまとめてみたいと思います。


■前川大河選手についての情報①

前川選手は大阪府出身、身長と体重はそれぞれ171/71となっています。本所属はセレッソ大阪でありながら、2016年から徳島ヴォルティスに3年間の期限付き移籍で所属していたという選手です。また、その徳島ヴォルティスでは2017シーズンは37試合出場、18シーズンは39試合出場(それぞれ42試合中)と名将と言われたリカルド・ロドリゲス監督の元で重宝された選手であることが分かります。

こちらに張り付けたリンクには彼の昨シーズンのデータをまとめたものとなっていますが、ポジションはミッドフィールダーでありながらフォワードやセンターハーフ、オフェンシブハーフとして使われていたそうです。年齢も来年で23歳と比較的若い選手であり、昨シーズンと変わってチームの若年化を図っていることが推測できますね。


ちなみに、身長が171cmといえば

輪湖選手と同じくらいのサイズ感と言えますね。ただ、輪湖選手は体重が65キロ誤差が6キロほどありますね。もっとイメージするための適任はいないでしょうか。

・・・

・・・

そういえば、

そうです、前川選手と身長と体重が誤差1キロ以内の選手がいました。そうです、鈴木惇選手です。鈴木惇選手なのか、前川選手なのかを見分けるには頭部を見るしかなさそうです。


■前川大河選手についての情報②

僕が考えるにこの画像はいらないと思いますが、①では彼の基本的な情報について触れていきましたが、この②では彼のプレー集を観た個人的な印象や、どういった使われ方をするのかという予測、そして彼をよく知る徳島ヴォルティスサポーターの方からの印象などを聞いてみましたの、そちらをまとめてみたいと思います。

Ⅰ.彼のプレーを観た印象

まず、サポーターとしても気になるのが「どんな選手なの?」という所なのではないかと思います。あの選手とプレースタイルが似てるから、もしかするとあいつは移籍してしまうかもしれない、なんて深堀をしてしまうこともありますが、実際のプレー集がYouTubeの方にアップロードされてありましたので、まずは一緒にそちらを見てみましょう。

Pink Tsuiさんが作成した3分程度の動画です)


彼の良さを中心に取り上げられたプレー集なので、期待値を余計に上げてしまう可能性は高いですが、彼のプレーの特徴とは「ボールを出した後の動き」なのではないかと感じました。それをいくつかのパターンにで紹介してみますね。

【パターンA】

例えばプレー集のこういう一面、動画の19秒時点のプレーですが、黄色で囲まれた選手が彼ですが。青色の徳島ヴォルティスのユニフォームに身を包んでいる彼はフィールド中央でボールを保持していますが、

高精度なボールで相手がワンサイドに寄っている所の穴を突いていきます。このパス精度もデータ値で見ると徳島の中でも高い貢献度があるそうなのですが、注目はこの後。

(※色が黄色から灰色に変わっているのですがツールに使い慣れていないので、ご愛嬌ください。)そうです、先ほどまでピッチ中央にいた彼がゴール前までのやや斜めに入るこむような角度でゴールに迫っていき、

最後はクロスボールに対して、ディフェンスの前に出てくるような動きでゲットゴール。

【パターンB】

黄色く囲ってあるのが前川選手ですが、彼がこういう位置でボールを持っている局面ですが

まずは一枚縦に預けますが、その際にただ止まっているだけではなく、やや外側に流れるように斜め方向へのランニングを開始します。

そのまま流れるように2枚だけであれだけ引いた相手を崩し切ることに成功します。これも前川選手のボールを出した後の動きによって起きた崩しと言えるでしょうね。

【パターンC】

灰色で囲ってあるのが前川選手です。これは相手陣内に侵入しただけのような局面なのですが、ボールが置くに渡った瞬間に黄色の選手は追いついていないので相手のブロックはディフェンスラインの1列しかありません。

フリーな徳島の青色はドリブルでそのままボールを前に進めますが、中盤のフィルター役の選手がいないので、ディフェンスラインの選手がドリブルを止めにいかなかればフリーでシュートを打たれてしまいます。そこで黄色の選手は一枚前に出てしまいますが、前川選手は動きを止めません。

そして空いたスペースにラストパスが出てウタカと被りながらもきっちりとフリーでシュートを決めています。これに関しては彼がボールを出した訳ではありませんが、チーム全体の動きを見ながら相手の穴を狙うような動きを見せてくれています。


技術面でもそうですが、プレー集を見た限りだと攻撃面に関しては効果的なランニングでチームに貢献していることが分かりますね。こういった動きが出来る選手は、相手チームが予測をしてできないカオスを引き起こすことができるのです。これこそが彼の強みの一つかもしれません。


Ⅱ.彼がどういった使われ方をするか?

アビスパ福岡は去年までチームを率いた井原体制が終わり、新しくイタリアのエラス・ヴェローナからファビオ・ペッキア監督が招聘されました。なので、新体制が始まってみなければ、監督がどんなことを考えているかは全く見当もつきませんが、既存の情報からこういうことを考えている可能性が高いという推察をしてみたいと思います。もちろん、無数の選択肢の中の一つが正解になるので正解の確率は少ないですが、シーズンオフの一つのお楽しみということで気軽に読んでくだされば嬉しいです。


まずは、どういった使われ方をするかを考えるために、どういった枠組みを持っている監督なのかを分析することが必要ですよね。そこで、

こんなものを書いてみました。

これによると、監督はエラス・ヴェローナのトレーニングマッチで4-3-3のフォーメーションを採用しており、ディフェンスラインからボールをつないで相手ゴールまで攻めあがるという戦い方を採用しており、サイドを中心にボールを前に進めていきます。その為、中央にクロスに合わせるためのターゲットマンを配置し、そのターゲットマンを狙ったセカンドボールを回収するための運動量豊富で攻撃センスの長けたインサイドハーフと呼ばれる攻撃的なポジションの選手を配置すると予測しています。

こちらの動画は2時間もかからないので、もし良かったら見てみてください。要所でペッキア氏が見られたりします。

こういった枠組みを持っているペッキア氏がどうやって彼を使って行こうかというと、恐らく想定されるのが、

そのターゲットマンを狙ったセカンドボールを回収するための運動量豊富で攻撃センスの長けたインサイドハーフと呼ばれる攻撃的なポジションの選手

先ほどの引用になるのですが、ここのインサイドハーフと呼ばれるポジションとして起用されるのではないかと想定しています。ちなみに、徳島時代にはロドリゲス監督の元このポジションで起用されています。

インサイドハーフと言われてもピンとこない人のために、

こういったサイトをご紹介しておきます。

Ⅲ.徳島サポーター(+その他)が見る彼の印象

この前川選手の移籍が決まったタイミングで記事を書いているきょんもりくんは、徳島ヴォルティスのサポーターの方に「説明書(どんな選手なのかをツイートで教えてくれるやつ)」を求めてみました。

すると僕の元にいくつかの回答がきたので、それをこちらのページに張り付けさせて頂きたいと思います。

まずはこちらの返信。

彼はセレッソ大阪U-18アカデミー上がりという情報、そして走力を求められた中で自由を与えられた選手とありますが、それくらいキックや展開力に優れていたことを推察することができますね。

またこちらのツイートも徳島サポーターからのご意見だそうです。

オフェンスセンスに長けているが、シュートが下手という意見。このシュートに関してはもう一つお話がありまして、

シュートが枠に飛ばないという話は徳島サポーターの方のよくある話なのでしょうか。

これ以上は徳島サポーターの方による反応はそこまでないようでしたので、掲載はここまでにしておきますが、やはり3シーズンを徳島で過ごした選手なので別れを惜しむ声もいくつか見られました。

期待の彼が加入することによってアビスパ福岡に新しい風が吹けばよいですね。


■最後に

ジンギスカンおいしかった

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