「酒は百薬の長はウソ!?」アルコールが及ぼす3つの危険性
今回は、アルコールが及ぼす3つの危険性についてお話しします。
「嫌なことがあった」「むしゃくしゃする」ときについついお酒を飲んでいませんか?
お酒を飲んでしまった時には「また飲んでしまった」と自分を責めてしまいますよね。
僕もお酒を飲みに行っては「なんでまた飲んでいるんだ」と後悔していました。
お酒の飲み過ぎは、あなたの人生を大きく狂わせる可能性があります。
よくお酒に狂い、家族に手を出しているシーンをテレビで見かけますが、現実でもそういう人はいます。
それだけでなく、お酒には病気になるリスクが超絶高いのです。
そこで今回は、アルコールが及ぼす3つの危険性を伝授します。
危険性を知ることで、病気のリスクを回避し、あなたの家族や友人を悲しませずにすむのです。
3つの危険性を知らないと、お酒にまみれの不幸な人生を送る可能性がありますよ。
ぜひ最後までご覧ください!
お酒の歴史
お酒の歴史は古く、紀元前8500年前の古代メソポタミアでお酒が作られました。
日本にお酒が広まったのは、約2000年前にさかのぼります。
元々、お酒は神様にお供えし、病気や災害をなくすためにお酒が飲まれていました。
それが、江戸時代ごろからお酒が一般的となり、嗜好品として日常的に楽しまれるようになったのです。
アルコールの中毒性
楽しむために飲まれるようになったお酒。
お酒を飲料品だと思っている方が多いと思われますが、お酒は「薬物」と同じレベルの依存性があるのです。
薬物と同じ扱いをされると、「お酒は薬物とは違う!」なんて思う人がいるかと思います。
しかし、アルコールはニコチンよりも依存性が強く、違法薬物であるモルヒネと同じぐらいの依存性があるのです。
そんな依存性の高いアルコールに溺れてしまった人は後を絶ちません。
アルコールの危険性
では、依存性のあるお酒にはどのような危険性があるのでしょうか?
アルコールの3つの危険性をあげました。
生活習慣病になる可能性が上がる
太りやすい体質となる
脳が縮む
3つの危険性について順に解説します。
1.生活習慣病になる可能性が上がる
アルコールを摂取する上で、最大の恐怖は「発がん性」でしょう。
アルコールは、国際がん研究機構(IARC)が出している発がん性分類の評価で、Group1(人に対して発がん性がある)に分類されているのです。
同じGroup1には、タバコや加工肉が含まれています。
アルコールを分解する際に発生するアセトアルデヒドが、がん細胞を活性化してしまうのです。
がんは日本の死因ランキングトップであり、およそ4人に1人ががんでなくなっています。
そんな恐ろしいがんにならないためにもお酒を避ける必要があるでしょう。
さらにアルコールのとりすぎは、「糖尿病」のリスクを高めてしまうのです。
アルコールの過剰摂取によって、血糖値を下げる役割をするインスリンが働かなくなり、血糖値が上がりやすくなることが糖尿病の原因となります。
糖尿病は、「腎臓病」「網膜症」「脳血管疾患」など様々な病気を運んでくる恐ろしい病気です。
生活習慣病となり寿命を縮めないためにも、アルコールの過剰摂取は避けるべきでしょう。
2.太りやすい体質となる
「結局、お酒は太るの?太らないの?」という議論がありますが、結論太ります。
お酒は、食欲増進作用や内臓脂肪が蓄積されやすくなる効果があるため太るのです。
さらにお酒自体のカロリーも高く、飲めば飲むほどカロリーが増加し、太ることに繋がります。
なので、お酒を飲むだけでカロリーが増える上に、食欲が増進しおつまみまで食べてしまうので、太る悪循環となっているのです。
ですが、お酒を飲んでいる席で「太るの嫌だ」と思い、食べることをやめるのは危険ですよ。
食事をとらないと、お酒の毒素を分解できず、からだの中で毒が回り続けて病気になります。
3.脳が縮む
お酒を飲んでいて、こんな経験はありませんか?
「昨日の飲み会でお金払ったっけ?」「気付いたら怪我してる」このような経験をしたことがある人がいるかと思います。
実際、僕はこのような経験を何度かしています笑
お酒を飲むと記憶を飛ばすことから、「脳に異常が起こるのではないか?」と不安になり、お酒と脳の関係を調べました。
調べた結果、少量のお酒を飲むだけでも、ほんの少し脳が萎縮するということがわかったのです。
さらに、中年になってから月に数回お酒を飲む人はお酒をほとんど飲まない人に比べ、2.6倍も軽度認知症になるリスクが高まることがわかっています。
認知症は最愛の人や家族・友達を忘れてしまう残酷な病気。
そうならないためにもお酒はたまに飲むことをオススメします。
まとめ
今回は、アルコールが及ぼす3つの危険性についてお話ししました。
3つの危険性は以下の通りです。
生活習慣病になる可能性が上がる
太りやすい体質となる
脳が縮む
特に生活習慣病は、寿命を縮めるリスクが高く、絶対になりたくない病気。
寿命を縮めないためにも、アルコールの危険性を理解することが重要となります。
ぜひ今回お話しした3つの危険性を参考にして、正しくお酒と向き合いましょう!
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