見出し画像

ひかりを捨てればのぞみは叶う

こんばんナマステ🧡Kyoskéこと暑寒煮切(あっさむにるぎり)だよっ⭐️

リニアの静岡問題は水量の確実な確保以外に道はない。

もちろんそれを主張する川勝知事を下ろせばいいのかもしれないけれど、県民の多くはそれを支持している状況がある。

JR東海や国はこれまで色んな飴をぶら下げることで川勝知事を振り向かせようとしてきたけれど、彼はそのような政治的な方法に一切乗らない。

彼は政治家ではなく、政治力を持った学者だから。

彼の著書を読んでみりゃいいんだよ。日本の自然を誇るって只管書いてるからさ。

歴史学その他の教養のない官僚や政治家が彼を論破するのは不可能。

ということを踏まえつつ、また妙なことを。

あのさー、これってJR東海が再三言ってて、静岡駅や浜松駅にこれについてのプロパガンダ広告も出てるの。

しかしながらその具体案を全然出さないのはJR東海の怠慢であって、何で国がその尻拭いをしなきゃいけないの。

そしてこれを出したって川勝知事の態度は変わんないって。

昨年の静岡県知事選の直前にはこんなシミュレーションが出たんだけど、大した便利になってるわけでもなく、これがかえって静岡県民の気持ちを逆撫でしたのではないかと思っている。

確かに静岡や浜松では今よりひかりに乗りやすくはなってるけれど、停車駅が増え過ぎて東名阪へのアクセスは便利になっているとはいえないし、

リニアが予約で満席のとき、ある程度速い列車が東海道新幹線に走ってなかったらかえって不便になる。

今の東海道新幹線のダイヤが窮屈なのはのぞみではなくひかりのせい。

なぜなら、今の東海道新幹線の問題点はのぞみ通過、ひかり停車の駅の大半が停車しながらこだまを追い越せないから。

できるのは岐阜羽島と豊橋・米原の東京方面行きのみで、熱海に至っては追い越しも不可能。

のぞみとこだまだけならもっと綺麗なダイヤができているところを、ひかりがウロチョロしてるせいで複雑になる。

だから、本当はひかりを解体、ひかり停車駅に分散して停めたらいい。

品川・新横浜・名古屋・京都にプラスして小田原・三島(一部熱海)・静岡・浜松・豊橋・米原のうち1駅に停車する列車をそれぞれ1時間に1本ずつにするとどうだろう。

東京ー新大阪間は2時間30分以内で走れて、リニアの経由しない新横浜や京都の利便性も守れる。

静岡停車便と浜松停車便を博多直通にすることで、静岡ー福岡間の航空便とも対抗できる。

本当は今だってそーしたらいいんだけど、東名阪直行客と途中駅利用者をよほど混ぜたくないんだろうね。

この考え方はTGV🇫🇷的。

TGVはあまり各駅停車を走らせず、途中駅に分散して停めて主にパリとの利便性を確保している。東北新幹線の仙台以北なんかは多少これに近いんだよね。

さて、国交省はどんな調査結果を出してくるだろうか。

出してきたところで静岡県がリニア建設に対して賛成に回ることはないけれど、交通網の将来を占う意味では大いに気になるところではある。

それじゃあバイバイナマステ🧡暑寒煮切でしたっ✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?