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中華圏インバウンドがサムライルートに

こんばんなまらステ💚Kyoskéこと厚沢部煮切(あっさぶにるぎり)だべさっ✨

春節、つまり中華圏インバウンドの行き先上位に岐阜県が来ているというのが、日本のメディアには驚きらしい。

2010年代は東海道を廻るゴールデンルートに対して、

松本ー高山ー白川郷ー金沢のサムライルートが欧米人に人気ということはよく言われていた。

英語圏のガイドブックで“Hietsu"ってのもあったからね。

飛騨と越前ってことかな。越前は五箇山とか立山黒部を指しているはず。

欧米人に人気のあるスポット、ルートはしばらくすると東アジア、東南アジアの人にも人気が出るというのはインバウンドの常識だと思うけれど、

とくに在京メディアからすれば、岐阜県に何があるの❓っていう認識なのだろう。

夕方にバスタ新宿行ってみりゃいいんだよ。濃飛バスの高山始発便からものすごい数の外国人が出てくるから。

パンデミック前は欧米人ばかりだったけれど、パンデミック後はより多様性が出るようになった。

これはアジアの旅行者のメンタリティが変わったことを意味する。

今まではアニメなどの影響も大きく、なるべく都会でポップカルチャーに触れたいというマインドの方が強かったけれど、

ある程度そういったものを行き尽くして、日本らしい文化や自然、あるいは田舎というものに興味を持ち出したということ。

だけどこれは必ずしもいいことじゃない。

欧米豪とアジアでは訪日数が違い過ぎる。

また滞在日数も違い過ぎるので宿泊率が低く、日帰りが多い。

今でも白川郷はオーヴァーツーリズムが指摘されているけど、それがもっともっと激しくなる。

白川郷は下白川郷と上白川郷があり、五箇山もあるけど、下白川郷にばかり集中している現実があるので、まずはきちんと分散させること。

それでも足りない場合は流入制限を真剣に考えないといけない。

岐阜県の懸命なPRが功を奏したというけど、欧米人に人気のコンテンツをただアジアへ振り向けただけでもあるんだよね。

もっともっと多様なコンテンツをセールスしなかったことは非常に問題がある。

有名どころだけでも岐阜市の鵜飼や金華山、馬籠、恵那峡、郡上、下呂温泉などなどあるわけで、GIFUの名がある程度浸透した今となっては、GIFUにはまだまだこんなところがある、というアッピールに切り替えるべき。

また、滋賀県や福井県、三重県など国際的な知名度の低いところはどんどんGIFUと組んだらいい。

滋賀や福井と岐阜の県境あたり、見せ方を工夫したら最高にCOOLじゃないかなと。

とりあえずここで言ってるアジアというのはタイまでの話であって、インドには関係がない。

インド人はマジで東京、富士山、京都、奈良、広島しか知らない。

段階的には東アジア、東南アジアのまだまだ後ろにいるということ。

先例を見ながらやれるのはありがたいことだけども、やりがいという意味ではちょっとね💦

それじゃあバイバイなまらステ💚厚沢部煮切でしたっ✨

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