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アウトプットこそ、自分を変える最強の方法 #53

今回は、株式会社圓窓代表の澤円さんの著書、「疑う」からはじめる の中からアウトプットについて紹介をします。
今でこそアウトプットという言葉が主流になっているが、数年前まではそこまでポピュラーな言葉ではなかったように思う。本書を読んだ私なりのアウトプットについて3つに分けて解説をします。

タグがついてないと厳しい

実際にアウトプットをしてみて思う感想の一つに、ただ闇雲に何かをアウトプットすれば良いかというとそれもまた違うはずだ。考えてみればわかるが、○○が得意な、詳しい○○さんのアウトプットなら気にかけるが、なんの認識もされていない人のアウトプットではどのくらい興味が湧いてくるだろうか?
理想は、○○が得意な○○さんというふうに言われるようになって初めて自分にタグがついたと言えるだろう。もちろん、自分にタグ付けをしてその情報発信を行った結果、○○は○○さんという認知を取っていくのもありだろう。

誰もあなたに気づかない

これには本当に悩まされた。実際に経験をしたことだが、10年間銀行員として活動してきたのでそれなりの知識量や価値の提供ができていた。あくまでそれは会社の看板であることになかなか気づけず、辞めた後にやっと気がついた始末だ。
ここでは何が言いたいかというと、アウトプットしなければ誰もあなたに気づかないのだ。いくら世界的な技術を持っていたとしても表に出てこなければ、ある一定の中でのスゴイ人で終わってしまう。そしてもう一つ大きな意味を持つのが、アウトプットをすることにより人が大きく成長させることだ。アウトプットは当然、言語化していかなければならないのできちんと頭を使って考えることができるようになる。また、自分が良いと思っていることでも市場ではあまり評価されないこともある。逆も然り。アウトプットしてはじめて気がつくことがたくさんあるので、アウトプットは積極的に行なっていくべきである。

「数える」こと

アウトプットすることがない人は、数えられるものからはじめることだと紹介している。自分の持っているものを振り返って数字に変えるところからはじめてみるのだと。人は数字に注意を引かれ、数字は世界の共通言語であるため、ただ「数えた」だけでも、それだけで周囲にインパクトを与えることができるそうだ。

さいごに

本書では、あなたの中には必ずアウトプットできるものが存在しているとのこと。アウトプットに迷ったら、まずは指折り数えられるものからはじめればきっかけをつかむことができると紹介されている。
アウトプットが身を結ぶまでには時間がかかるだろうが、始めなければ何も起きない。自分の中で数値化できるものがあれば積極的にアウトプットしてみよう。
ワンポイントアドバイスとして、ざっくりしたことばを使わずにどんな場面でも「具体的」を意識すると良いそうです。(なかなか難しいですが・・・・(笑))
ぜひ本書を手に取って欲しい。

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