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環境問題✖︎子育て #58

2022年11月27日日曜日に人生で初めて講演会を主催した。
共同主催なので複数人だったが思いのほか大変であったが、実際にはやってみて良かったと思うのが率直な感想である。
講話者の谷口たかひささんの話も素晴らしかったが、何よりも一緒に主催した仲間との絆が深まったであろうことが1番嬉しかったことでもある。
メディアを通して情報収集するよりも、リアルで会って話を聞くとわかることが多いしその人の熱量もわかることが最大のメリットだ。
特に印象に残り、かつ実行していきたいなと思うことを3つ紹介する。



気候変動は環境問題でなく国防問題

本当に知っている?

バラクオバマ氏の動画とともに紹介されたが、気候変動によりさまざまな影響がもたらされる。1番の影響は「資源」によるものだ。具体的には水不足や食糧不足が発生する。当然、今までと環境が変わることによって今までのような生産はできなくなる。世界各地でスピード感は異なるものの、今のままでいくとそう遠くない未来に起こるであろう事態である。日本も世界各国から食料品の輸入をおこなっている。何より驚いたのが「水」の輸入量が世界で第1位ということだ。日本の水は綺麗で安心安全で、水道水も飲めるくらいと教育されてきたと思う。がしかし、水の輸入ランキング1位が日本である。世界的に水不足が発生しようものなら、世界で1番初めに恐ろしい事態に直面するのは我が国日本であると考えられる。

実は知らないことが多すぎるのでないか?

水の輸入ランキング1位が日本である事実は恥ずかしながらこの日に初めて知ったことである。他にも、世界では最高気温が50度近くまで上昇し、山が自然発火を起こし大規模な山火事も起きているのが現状だ。
本当は知らないんじゃなくて、無関心だったのかもしれないと痛感した。


子どもが本当に怖いのは「環境問題」でなく、「口だけで何も行動しない大人の背中」

コロナ禍で急速に拡大している

コロナ禍で「口だけで何も行動しない大人」が急増しているわけではなく、急速に正体を表したといっても過言ではない。実際に今回のような未曾有の事態になったときに本性が出てくるのだと思う。中国が悪い・政治家が悪い・〇〇が悪いなどど言い出したらキリがないし、実際のところなんの意味も持たない。当事者もしくは自分事として考えない限り口だけで何も行動しない大人は変わらないはず。当然、こどもに対してだけではなく仕事に対しても、ひいては自分の人生に対してまでも口だけで何も行動しない大人がたくさんいる。逆に、こどもたちの方が立派な考えを持つ時代も近いと思う。

義務脳と権利脳

日本では「義務」は教えるが「権利」は教えない

世界を見てみると、スウェーデンの小学校の社会の教科書ではこう教えられている。以下に紹介する。
ルールはあなたが行動すれば変えることができるものです。行動しないと変わりません。変えたいものがあるなら・・・・・
●署名を集めましょう
●新聞に投書しましょう
●SNSを使い拡散しましょう
●人を集めてデモをしましょう
●政治家に連絡をしましょう

見てどう思うだろうか?
どう感じるだろうか?
日本では一つも教えられないことだ。
このままで大人になってから何かことをなすことができるのだろうか。
大人はこどもに我慢をさせているにも関わらず以下の画像のようにしている。自分自身も多いに反省をしなくてはいけない。自分たちがそうするのであるならば子供たちにも平等に自由を与えなくてはいけないのだろう。

さいごに

僕らは30年生きてきても知らないことが多い。もっと大きな衝撃だったのが「無関心」についてだ。自分が良ければそれでいいと思ってきて生きてきた自分にとっては胸が痛くなる思いになった。
特に、自分には子供が5人いる。一人ひとりの未来を考えたら自分にはやらなくてはいけないことがある。下手したら今世で終わるかもわからない量かもしれないし、正解が答えがなにかはわからない。だからこそ、今できることからまず始めよう!!!

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