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2023年一発目! #72

今日は2023年初ハーフマラソン出場!
前回は12月に出た所沢シティマラソン。その時には土踏まずに水ぶくれができメンタルがやられ不甲斐ない結果に(笑)前回の教訓を糧に、毎キロマイペースで走ることをテーマにした。

本大会は詳しいことはよくわからないが、公式な大会のようで数々の著名人が出ていた。
驚いたのが、青山学院大学や駒沢大学などの強豪校の選手も参加していたことだ。中には箱根を走ったメンバーも数人いたらしい。
ハーフマラソンだけでも総参加者数10,000人程度いた。なかなかの人数である。

今回でハーフマラソンは3回目の出場で無事に今回も完走できた。改めて感じたことを例えるなら『目標』や『夢』といった未来に目指すものと似ている。

例えば20㌔を4分割にして考えてみる。
最初の5㌔はみんな夢や目標に向かって勢いよく走り出す。5㌔くらいになるとだんだん疲れが出てくる。まだこの段階では振るい落とされるのははわずかである。
10㌔にもなるとどこかしらに違和感を覚えてくる。マラソンだと、膝や腰、息があがるなどの状態だ。この「痛み」が出てくるときにどうするのかが重要だ。何かを始めてしばらく継続はしてみたけれど結果が出ないのでやめた。ダイエットを始めて数キロ減量できたけど精神的に厳しくて断念したなど様々なケースに当てはまると思う。この段階で半数くらいはリタイアしてしまう。
15㌔までの間が一番しんどい。ある程度は進んできたものの、まだ半分で先が見えない状況だからだ。少し目に見える結果が出てきたとしても、それ以上に継続することが苦痛になってきたりする。余力もどんどんなくなってきて、何かの拍子にやめてもおかしくない状況に陥る。実際のマラソンでもこのくらいから歩き出す人も増える。(アマチュアマラソン層に限る)
ゴールの20㌔まではゴールが見えてくるので気力が出てくるが相変わらず体力的には非常にキツイ状況である。ただしここまでくると、ここまでやってきた自信と自負があるからたいていの場合はこの山を越えることができる。マラソンでは時間制限はあるものの、大半の人は時間内に完走している。マラソンと実社会との違いは、明確なゴールが存在しないところにある。
ある話で、外国の鉱山で金を掘り当てるためにある商人が機械を購入し採掘にあたった。毎日掘れども金は出てこず、ついにはやめてしまった。次に来た商人が10センチほど掘り進めたところで金を発掘したというような話がある。これは実社会においても同様だろう。いつそれが報われるかなどわからない。途中でやめた人には訪れないし、やり続けた人にのみ訪れることだろう。たまたまのこともあるかもしれないが決して長続きはしないだろう。

この話には正解も不正解もない。
ハーフマラソンを完走してふと思ったことなので。出場しなければ思わないし完走しなければ感じないことなので、ものすごく苦しい戦いだけれども勉強になる。
いつがゴールかはわからないけれども、走り続けたひとにしかゴールは訪れないことだけは覚えておいて欲しい。

さいごまでご覧くださりありがとうございます。私は5児の父親で父親歴10年を超えた35歳です。自分の父親と祖父が早くに亡くなった経験から子どもたちに自分の経験や人生論、学んだことのすべてを書き記す、遺言ブログになります。本気で書いています。ぜひフォローいただき今後もお付き合いくださいませ。


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