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子どもは大人を真似る #77

子どもは本当に親のことをよく見ている。
良いことも悪いことも。
先日驚きの出来事があった。
子どもたちがゴミ拾いをして遊んでいた。
キッカケは自分がやっているゴミ拾いに参加したことだが、まさか子どもたちだけでやっているとは思わなかった。
近所の某コンビニの駐車場を店員さんがやっていて、その手伝いをして褒めてもらったことが成功体験みたいである。おまけにお菓子ももらえたようだ。
それを友達と一緒にやるのだから大したものである。子どもたちなりにゴミ拾いをすることで子ども目線でも新しい発見があると思う。
この経験は決して学校で座って勉強しているだけではわからない。もっと言ってしまうと、社会に出たら座ってお勉強したことなんて大して役に立たない。行動して経験を重ねた経験値の方がよっぽど大事である。
机に向かって勉強することは基礎学力としては大事だと思うけど、全てではないと思う。
人間は人と人との間でしか生きてはいけない。人間関係は机の上では学べない。
かくいう私自身は中学2年で野球に命をかけて取り組むために机に向かうことを諦めた人間だ。たまにもう少し勉強すれば良かったかなと思うけど、後悔することはない。
人対人の真剣勝負は言葉にできない。いわゆる感覚的な部分が強いから。過ぎてみれば言語化できるけど、その場では感覚勝負だ。
もしかしたら、野球を机の上で教えるだけならフォークは落ちますとか無回転ですの一言で終わりだろ。そしてポイントは低めの見極めが大事ということだけを。実際には経験してみないとわからない。頭で考えているうちにキャッチャーミットにボールが収まってしまう。

つまり、人生においては経験することがなによりも大事になる。子どもたちが経験するには、やらされているのではあまり意味がない。自発的に取り組むことが求められる。自発的にやったことなら失敗しても貴重な財産になる。
そのためには大人が日々新しいことをしていなきゃ真似もできない。大人が新しい挑戦をしていけばきちんと子どもは見ている。
いざ一歩を踏み出してみよう。

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