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眠れない夜にはぬいぐるみとキスして

久しぶりに眠剤を飲んでも寝付けない夜がきた。
普段は飲むと爆速で眠れるのだが、ここ数日色々な情報やノイズが、極彩色となって眼前の景色を支配している。

仕事面やそれ以外でも、私の速度では追いつけないほど目まぐるしく世界はまわっていく。

置いていかれている気がして寂寥感を埋めようと思い、逆に無様で愚かな行動に無鉄砲に突っ走るのが私の悪い癖。

置いていかれるのが怖いというよりも誰かに忘れ去られて、路上の空き缶と同じ存在になってしまう方が怖い。

忘れ去られたり、記憶から存在を無くされてしまうことは悔しいよ。

使い捨てライターみたいな扱いじゃなくてもっと胸が焦げつくような、火傷しても構わないから人間と向き合おう。

孤独にキスする行為は体に悪いから。

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