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言葉と語感とラーメンズ#11 第10回公演『雀』前半

『雀』全8作品中、前半4作品のお話。

1.お時間様

“キャランドグニオン”ってのも面白くないですか?

タマネギ味のグミ、もしくは腐ったライオン、もしくは星が三つきれいに並んでいないオリオン、もしくはグズグズのブイヨン。
ラーメンズ、小林賢太郎作品ではアナグラムもよく登場します。
同じ文字を使って、別の言葉つくる遊び。
さて、もとの言葉はなんでしょう?
そしてあなたはどんな失敗を帳消しにしたいですか?


2.音遊

何事にも動じないスパゲティーがいいな。

さて、なんでしょう?
なぞなぞも、言葉遊びの一つです。
そして、題名になっている「音遊」。
わたしも音楽は好きですが、音と遊ぶというこの表現もなかなか好きです。
音を楽しめなくても、せめてだれもが音と遊べるような世界にしたいですね。


3.プレオープン

おがくずです。

直接的だと刺激が強いので、遠回しに伝えるような、言葉の言い換え。
というより、比喩表現。
世の中には見事な比喩もありますが、何を表しているか分からない方が良いこともあります。
某何とかランドにありそうなこのアトラクション、是非乗ってみたいです。
しかし、この状況には遭遇したくないですね…。


4.許して下さい

何にもすることねぇよ!オールアップ!It’s the at 終わり!為す術無し!

限界をむかえた時に発する言葉。
こうして勢いを加えてリズミカルに出てくると、むしろ面白いですね。
許して欲しい時には、素直に謝るのが一番です。
言葉だけではなく、きちんと心を込めて。
口だけでなく、態度で示しましょう。



後半へつづく。

ではまた。

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