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「不安」や「悩み」の犯人はほとんどの場合「無知」

15秒で分かる今日のポイント●娘の顔を見るのも嫌だった2020年初頭は「子育て悩み」の暗黒期
●悩んだら「選択肢を知る」→「自分ができることを知る」
●自分の悩みのほとんどは過去に誰かが経験していること(そんなに自分は特別じゃない!笑)
●悩んでいる暇があれば「知る」ことに時間を使うことで、その時間は「知識」に変わる

私はそんなに激しくは悩みません。

もともと心配性だし、ネガティブ思考も持ち合わせているので、落ち込むことはありますが、「悩む」時間はそんなに長くは続きません。

友達に時々「なんで?」と聞かれるのですが、それは、おそらく自分の中で不安を感じたときや嫌な気持ちになったときに、以下の区別をしているからなんじゃないかなと、近頃気づきました。

不安を感じた!嫌な気持ちになった!
→①自分ではどうしようもないこと?
→②自分で何かできること?

人の悩みを聞いていると、大体の場合、その「問題」を目の前に頭の中で自分なりの考えをこねくり回している状態、であることがほとんどだなぁと思います。

私も以前は同じでした。

でも、不安を感じるのってなんで?を考えて、「①自分ではどうしようもないこと」ならほっとく、

「②自分で何かできること」ならその原因を調べたり、人に聞いたりする。つまり

「知る」ための行動を起こすと、ほとんどの悩みは解消される

って実は真理だと思います。

■子育てに激しく悩んだ2020年

去年は子育てに大いに悩みました。「そんなに悩まない」と言っておいてのっけからなんですが、子育ては結構心にきますね…

小1になった娘はとても口が達者で、悪気なく鋭い指摘をたくさん浴びせてくる…そんな日々に疲れていた1年前。

大事な娘に嫌われているのかも…
軽蔑されているのでは?

と、日々自己嫌悪に陥っていました。

どうやって対応したらいいか分からなくなり、娘の目を見れない日が続き、そのうち顔を見るだけでイライラするようになりました。

これじゃああかん!思春期でもないのにこんな状況じゃあ、この先一緒に過ごしていくことはまず不可能だ!と思い、始めたことは、「知る」ことでした。

■選択肢を知り、自分ができることを知る

子育て講座にはどのようなものがあるか調べ始めました。

友人に勧められたものは片っ端から調べて、講座があれば受けてみて、様々な先人の考えに触れ、まず分かったこと…

私の娘は極めて普通だということ

私は娘は特殊なんじゃないかと思っていましたが、HSCでもなさそうだし、極めて反抗的なタイプでもなさそう、コミュニケーションに極端な難があるわけでもなさそうだし…

様々な子供に関する悩みを見ることで、自分の子供がどの難易度の高い子供のタイプにも当てはまらないことが分かったのです。

これは私にとってとても大きな収穫でした。

なーんだ!普通なのか。これ、別にすごく難しい子供ってわけじゃないんだ!と。

そして、子育て講座の種類についても見えてきました。

①HSCなど、繊細な子供への対処学習系
②子供のやる気を引き出すコーチング系
③子供が自然に持つ能力を見出す能力発掘系
④子供の能力を高める学習系
⑤親が自分自身の課題を解決する系

結果、私に一番必要なのは「⑤親が自分自身の課題を解決する系」と「③子供が自然に持つ能力を見出す能力発掘系」だな、という判断に至っています。

だからといって、別にそれらの講座を提供している講座を受けるべきだ!なんてことを言おうとしているわけではありません。

ただ、先人たちが同じように悩んで見出したそれらの手段を知ることで、こういう悩みを持つのは自分だけではないことを知り、自分に必要な考え方や自分が学んだら役に立つであろうことを知る、

これがまず大事なんだと思います。

■自分と同じ悩みは、すでに誰かが過去に経験している!

私は今回子育て講座について調べましたが、これらはすでに「過去」に同じように悩んだ人たちが見出した1つの答えです。

もちろん世の中にはまだまだ新しくて、過去の歴史の中には答えが見つけられないことに取り組んでいる人もいると思います。

でも、ほとんどの場合、

自分の悩みなんて実は平凡で、自分だけの悩みなんてことはほとんどありません!

過去に誰かが同じように悩んで、何らかの答えを見出して前に進んでいるものがほとんどで、すでに何らかの参考資料があり、経験者が身近にいるものです!

今の時代はインターネット上に情報はあふれていますし、関連する書籍を見つけられないことの方がレアではないでしょうか。

それに、子育てをしてきた友人、親、姉妹だっていますよね。

ドンピシャの答えを持っているなんてことはないかもしれませんが、網羅的に情報収集することで、自分に合っているものを見つけることは必ずできます。

それに、反対に「これは自分に合わないわ!」という情報を見つけることもやはり、「貴重な情報」であることに変わりはありません。

■「知る」ことに時間を費やすことで時間の価値が変わる

不安を感じたら即行動!とりあえずそれについて知る、調べる、学ぶ、これをするようになると、悩んでいる暇がなくなり、気づけば「あまり悩まない人」になれます。笑

あと、もう1ついいことがあります。

悩んでいる時間を「知る」ことに使うと、知識が増えます。

そして、同じように悩んでいる人にそこから抜け出すヒントを渡すことができますよね。

自分がドンピシャの情報を渡してあげる必要はもちろんないんです。その相手が「私には合わない情報だわ」と思っても結構!

だってそれも、その人にとって「合わない」ことを知るための「情報」であることは変わりがないので、それもまた必要であり、価値がある情報なのです。

■2021年も「悩む」機会を「知る」チャンスへ!

2020年は思い起こせば色々と「悩む→知る」を繰り返しましたー!

①娘の小学校:娘の小学校教育にもやもやして、他の学校に行くという選択肢はないのかと考え、ラーンネットさんを訪れた

②仕事:コロナ禍で仕事が大きく変わり、別の部署に異動できないかと人事に掛け合い、調べ、異動願いを出した

③健康:息子だっこで腰痛持ちとなり、腰ベルトやヨガ、鍼灸など何が合うかを調べ、実践した

まぁ他にも色々あります!

悩みを抱えたときの私のお勧めは、シンプルに①ネットや本等で調べる②人に聞く、です。

特に「②人に聞く」ですが、人はほとんどの場合聞かれることが嫌いではありませんし、人に聞くことで分かる情報の多さもすごいですが、その人がまた意識して情報を送ってくれたり、誰かさらに詳しい人につなげてくれたり、広がりは無限です。

でも「①ネットや本等で調べる」ことで情報を絞り込んで当たりをつけることで、「②人に聞く」の深さもさらに増すと思います。

今年もまだまだ色々あると思いますが、せっかく「来てくれる」悩みなんで、「知る」機会と捉えて進んでいきたいと思います。

では皆様すてきな1年をお過ごしください。

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