起業して、子育てもして、というがんばり屋さんに伝えたいこと。
何が大変か、って・・・
仕事しながら子育てする、というと
何が大変か、って、
まあ、色々あるけれど、
一番は、
子どもが病気やけがをしちゃったとき。
これは、サラリーマン(勤め人)だろうと、
起業なり、独立なりしている人だろうと、
変わりはない。
・・・それでもまだ、
運動会や授業参観などの行事は、
予定が立てられるので、いい。
・・・が!
病気やけがは 当然予測できないし、
突発的にやってくるから、大変である(@_@;)
パートナーとか、その両親とか、実家の両親とか、
突発対応してくれる人がいれば、助かるが、
誰でも、いつでも、
そういう助っ人がいるわけではないので、
悩ましいところだ。
私は、
上の子が生まれた時は 勤め人として、
下の子が生まれた時は 開業し、個人事業主として、
仕事しながら子育てをしていたので、
どちらの立場も経験した。
・・・それぞれ、大変だった。
ひと昔前(?)の 子育ての話
約18年前、
私が開業した当時は、
まだまだ男社会というか、
経営者や役職者の世代の男性だと、
子育て経験のない人も、多かったと思う。
仕事にはプライベートをもちこまず、
公私のけじめをはっきりつける、ってのが
常識というか、マナーというか、
そんな風潮も、今よりまだ
色濃く残っていた。
・・・だから、できる限り(相手に聞かれない限り)、
プライベートな(特に子どもの)話題は、
出さないようにしていた。
どうしてかって、
やっぱり、
何か 仕事上で不手際などがあったときに、
「やっぱり女は・・・(ダメだ、いい加減だ、無責任だetc… )」
と、言われたくないし、
そう思われて、苦労して営業して、
やっとの思いで いただいた仕事を、
切られるのが、・・・こわかった。
そんなわけだから、
子どもたちが、急に体調を崩してたときでも、
お客様に対して、
「子どもが病気にかかっちゃって、日程をずらしてもらえませんか」
なんて、
まず、言えなかったなあ・・・。(T_T)(T_T)(T_T)
仕事上のお付き合いでも、「自分を出す」
・・・でも、
今思えば、
いくら時代が時代、とは言え、
そこまで がっちがちに考えることも なかったかな、
とも思う。(^^;
もう少し、
自分を出してもよかったのかな、と。
例えば、
「迅速に対応しますから、何かあったら、いつでも電話くださいね!」
というスタンスではなく、
「子どもがまだ小さくて、
あいにく土日と夜間は、基本、対応できないのですが、
そんな状況でお仕事をお請けして、大丈夫でしょうか?」
・・・とか、ね。
そうしたら、
案外、
「問題ないですよ」と、
言ってもらえたかもしれない。
私自身が、公私混同しちゃいけない、って
必要以上に、思い込み過ぎていたのかもしれない。
現に、
ここ1年くらいは、
両親の介護で バタバタとしていたので、
そんな事情を話して、ちょっとだけ自分を出すようにしたら、
かえってお客様の方が、気遣ってくれるようになった。
・・・本当に、有難いなあ、と、思う。
自然なあなた、で やってみて♡
起業・開業している人の場合、
たとえスモールビジネスだとしても、
自分が代表で、事業の顔であることには変わりないので、
取引先の経営者や、役職者と、
商談したり交渉したりする機会が
多いかと思う。
でも、今は随分と、
世の中も、経営者の考え方も変わっただろうから、
子育てしていることを、
かつての私のように、気にし過ぎる必要は、
全くないと思う。
取引先の相手によっては、
むしろ、子育てしながら頑張っているあなたがいい、と、
言ってくれるかもしれない。
「自分はこういう人です」、というのを、
仕事上のお付き合いでも、遠慮せず出していくと、
意外と相手は、受けとめてくれるんじゃないだろうか。
(もちろん、自己中や、わがままはNGだけど。)
・・・それに、
「それでもOK」という方がお客様になってくれるので、
すごく仕事がしやすくなると思う。
もし、
あなたが、
以前の私と同じように、
「頼りない、と思われないように、しっかりしなきゃ」とか
「公私のけじめをしっかりつけなきゃ」とか
ちょっと、
がんばりすぎてしまっているとしたら、
そんなに がっちがちにならんでも、
少し肩の力を抜いて、
自然なあなた で、やってみては
どうだろう。
・・・きっと、
「そんなあなたがいい」と言ってくれる、
あったかいお客様が、
集まってきてくれると、思う。
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