苦情への対応

おはようございます。アメリカ、ミズーリ州で野球スクールを運営し、トラベルチームを引率しながら、副業でヨガのインストラクターをしています、Kyokoです。

昨日の続きになります。

昨日は、トラベルチームに所属する選手のお母さまからの苦情内容を書きました。

夫の「言い方」に関する苦情メールだったのですが、夫からは返信するつもりがなかったようなので、私のほうから苦情内容の一つ一つに丁寧に説明することにしました。

しっかりと事実確認をすると、このお母さまか不満に思っていた内容は正確な情報に基づいたものではないことがわかりました。

冷静にそのことを説明すると、苦情内容を変更し、また新たな苦情を送ってこられました。

ここで、このお母さまが建設的な議論をしたいのではなく、ただ「権力争い」をしたいだけなのだな、ということに気が付きました。

なんとなくは気づいていましたが、感情が先に出てしまっている感は否めなかったので、こちらからは冷静にどのように改善できるかを考える姿勢でいましたが、事実ではない情報を基に怒りを爆発されているので、私の対応にも限界があります。

議論は巡り巡って、最終的にはやはり夫がもっと違った言い方をするべきだったという一点に絞られたので、このお母さまは求められていることは「謝罪」と「言い方の変更」という2点であると判断しました。

人それぞれメッセージの伝え方というのは多種多様でいいと思っていて、やはりこの選手にははっきりと現実をつきつけ、厳しすぎるくらいでいいと判断した夫に賛同していたので、ここについては「人生は厳しいもので、時には受け入れがたいときもあるでしょう。しかし私たちはみんなそれを乗り越えて生きていかなくてはならないのです。」というメッセージを送りました。ここは流して気持ちよく来年のシーズンを迎えましょう、というこのお母さまへのメッセージでもありました。

夫が何を伝えるか、どう伝えるかは夫が決めることであって、親御さんが決めることではありません。親御さんが決めることは、そんな夫に自分の息子を任せるかどうかです。

そのことをわかりやすく説明したつもりでしたが、このお母さまはご自分の課題と夫の課題を混同してしまっていて、チームには残りたいが夫の言い方の変更も求めたいの一点張りで引く様子がありません。

メールだったのですが何度やり取りをしたでしょうか、もうわかってもらえそうになかったので、「それではチームを辞めていただくことが一番の策と考えます」とお伝えしました。

するとメールではなく、今度は何度も電話着信が入ります。

これ以上明確に私たちのスタンスを説明することができなかったので、何度もかかってくる電話を放置していました。

結局最終的に夫が対応してくれ、それでもお母さまは納得していたようには思えませんでしたが、「息子はチームに残ります」と言って電話を切られました。

この対応方法が正しかったのかどうか、何度も何度も頭の中で考えました。

嫌われる勇気で読んだ内容が頭をよぎります。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、その馬に水を飲ませることはできない」

このお母さまに私が持っている情報をすべて開示し、理解していただく努力はできたと思います。

最終的には事なきを得た、ということになるのかもしれませんが、このお母さまは完全に納得された様子ではなかったので、わだかまりがまだあるのではないかという気持ちが否めません。

この件がこれで終わりであることを祈ります。

それでは、今日も1日頑張ります。

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