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SAVE THE DAY
飛行機に乗ると必ず流れるシートベルト着用のアナウンス。
その中の小さな子供と乗る親のシーンを、最近よく思い出す。
まず、自分自身を守ること。
そうしていないと、絶対に大切なものたちは守れない。
今起こっている事は誰のせいでもなく、母なる地球の今の本音だともおもう。
走り続けて、母の声を忘れた子供たちへの嘆きだ。
きっとこんなカタチで伝えたいなんて望んでいなかっただろう。
一緒に生き延び
7月21日のものがたり
その舞台の只中でずっと
星空の下にいるような
気持ちだった
ふと
いつかモロッコで会った
砂漠の民の顔が浮かんだ
砂漠の民は 花を持たない
毎日 毎日
星が瞬き出すまで
彼らは色のない砂漠を
駱駝と歩きつづける
だから
休息のひととき
広げられる絨毯はせめて
色とりどりの花の模様なんだと
つまり
彼らの魔法の絨毯は
移動可能の花畑って訳だ
この絨毯があれば
空の下にも
涙枯れるまで
「原爆の図」を観た時の記憶は、自分の胸の奥に長くしまわれたままだった。
アーサー・ビナードさんが長らくこの絵に向き合い、完成したこの紙芝居。
泣いていては演じることは出来ない。
誰かに大切なことを伝えていくって、きっとそういうことなんだ。
https://youtu.be/9sKnSl-fx6Q