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5月の週報

フランスのYouTuber 発掘


 本当はもっと医療関係の勉強や課題をやらねばならないのだけれど、脳みそにストレスがかかり過ぎてパンク寸前、悲鳴をあげ始めた。少し気分転換をしないと、フランス語そのものから興味が失せていきそうな予感。
少し目先を変えて、フランスの人気YouTuberの動画など探して見てみた。アイドルではないのでインフルエンサーと言えばいいのか。自己プロデュース力に長けていて、ビジュアル的にも見映えする人たちが、日本のYouTuber の3倍ぐらいのスピードで喋り倒している。美容系、旅行系、ライフスタイル系、なかには研修医によるVlogも。通訳の授業で取り上げるのはインテリ素材ばかりなので、たまにはこういうのも気楽で良いわ。

ドアップに耐えられるパリジェンヌのお顔立ちはさすが


鈴木隆太郎さんのリサイタルへ

 5月にしては暑いくらいの日曜日、大倉山のホールにパリを拠点に活躍中のピアニスト、鈴木隆太郎さんのリサイタルを聴きに伺った。私の尊敬する作曲家で小中学校の大先輩でいらっしゃる平井京子先生のお弟子さんということで、楽しみにしていたリサイタル。ピアニストのプロフィールに作曲家の先生のお名前があるのは、そのピアニストと音楽の結びつきの奥深さが感じ取れてとても好印象だと思う。舞台に現れた鈴木さんは爽やかで、身のこなしがスマートな好青年、気持ちが良いほど頭脳明晰なのがトークにも演奏にも現れていた。繊細な表現にも耳を惹かれたけれど、全体として冷静な思考で構築されたスケールの大きな演奏を楽しませて頂いた。


To err is human, to forgive divine?

 むかしから神社仏閣の神聖な空気や建物の造りを見るのが大好きで、お気に入りの教会や神社が幾つかある。そのうちの一つの神社で、気になる「季節限定の御朱印配布中」というご案内を見た。私的に、5月は神社に参拝する必要は特にない時期なのだけれど、蛍の描かれた深いブルーのご朱印2種類を見たらどうしても欲しくなってしまった。紫陽花の描かれたご朱印はすでに持っているけれど、蛍のデザインはまだ私のご朱印帳にはラインナップされていない。ではでは遠いから通販で注文…というわけにもいかないので、時間を見つけてある日の午前中に参拝に行くことにした。やはり蛍のデザインは人気のようで社務所には何人か並んでいたものの、無事に2種類とも頂けた(本当はお守りやご朱印は授かる、と言うのよね)。早速ベンチに座ってご朱印を見てみると、片方には日付が書かれていない。限定のご朱印なのに、一年で一番忙しい月に遠路はるばる授かりに来たのに、日付が入っていないなんてガガーン!このまま持ち帰るのは、いくらなんでも間抜け過ぎる。慌てて社務所に戻り、日付を書いて頂いた。

「To err is human, to forgive divine〜間違えることは人間誰にでもある、それを許すのは神様の業」

人は誰でも間違える、というような意味の表現を英語では何と言うのか検索してみると、たくさん出てきたのがこの言葉だった。

面倒くさがりが高じた結果

 神社の帰り、駅のデパートで珍しく洋服を買おうと思い立ち(通常は通販のセールしか買わない)、勧められるがまま、言われるがままに試着もせずに何着かレジに持って行くと

「ぜんっっぜん、迷わないんですね。ビックリしました。カッコいいです!」

と若い店員さんに褒めらた。本当はただ、試着だったりアレコレ迷うのが面倒だっただけ、、、とは言わなかった。そして雨晴兼用の折りたたみ傘まで貰った。まぁ、傘は一定金額を超えると全員貰えるものだと思うけれどラッキー。

別の店で、同じ形のカットソーを2色買ったら
「同じものを色違いでご購入で間違いないですか?」と念を押すように確認された。
間違いないです、と答えたけれど、本当は残りのもう一色も買いたいぐらいだった。だって半額だったのよ。 
カットソーは気に入った形があると全色買い揃えたり、同じ色でも何着も買っておくようにしていて、だいたい2枚以上ずつ持っている。理由は着る服について毎日考えるのが面倒だから。朝、服について悩まなくて済むのは便利で良いアイディアだと思うけれど、そういうズボラな人はマジョリティではないのかもね。
面倒くさがりが高じて、私服が制服化しつつある。




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