見出し画像

10. オーダー家具を安い材料で作り長持ちして満足した実例

オーダー家具は高いというイメージと
実際に高くなる理由や高い方が良い理由を
安くして失敗した実例を含め記載しました。

オーダー家具が高い理由は
一般的に流通している既製品とは
製造コスト(仕入れ代や機械設定時間)や
1台当たりの完成スピードが違い、
1点作るのに時間がかかること。

では安いが悪か?というとそうとも言えず、
今回は安い材料でも成功する実例を記載します

オーダー家具を安い材料で作り長持ちして満足した実例

まずは量産と別注のコストを知る

一般的に販売されている既製品家具は
サイズが決まっていて材料を無駄なく使い
同じ機械設定で生産ラインに流すので
100台分のパーツを1日で製造するとして、
次の日に組み立て梱包をして100台完成。

次にオーダーでお客様に合わせたパーツを
1人の職人が1日で1台分の製作をし
翌日に加工や組み立てをして
製品によっては1台3-4日かかるとする。

これだけで値段が違うということが
わかりますよね?
もちろん量産は人数も必要なので
人件費も多いですが数が大量に
効率よくできるので安くなります。

根本的にオーダーは高いのではなく
適正価格だとご理解ください。

安いオーダー家具にするための方法

オーダー家具を安くするには
材料を安くするか
サイズを無駄なく計算する、
配送・設置料を削減することです。

理不尽に意味なく値引き交渉をしても
乱暴で良い結果にならないので
理由を知ってコストダウンしましょう。

また、不特定多数が利用する&水回りは
安い材料は不向きですからご注意下さい。

安い材料で長持ちして満足した事例

では、安い材料とは何か?
通販家具やネットの激安家具に使われる
プリント化粧板とかカラー合板などです。
表面が木目や単色を印刷した紙を
MDFやベニヤ板に貼ったもので
カラーボックスなどに使用されています。

カラーボックスの既製品でも、
10年以上問題なく収納棚として使えて、
実家の電話台で20年鎮座しているケースも。
このように、湿気が多すぎない通常室内で
使用頻度もさほど高くない収納棚が目的だと
プリント化粧板で充分な人もいます。

ポリ合板や突板塗装や無垢板家具と並べたら
品質の差はわかりやすいですが
決まった場所に必要なサイズの棚に収納する
ことだけが目的で、特にこだわらない場合は
安い材料でも満たすことが可能です。

棚板の耐荷重は重要

ただ、棚板に収容するものが重量がある場合、
プリント化粧板でも下地をフラッシュではなく
ベタ芯にしないとたわんでもたないとか
厚みを出さないと沢山の本を載せれないなど
強度の問題が出てきます。

見積もり時にご自身の収納したいモノを
あらかじめ伝えておくと適切なアドバイスが
返ってきます。

安いだけにこだわり、条件に満たさない家具は
安いけど、使えない邪魔な障害物になる為、
必ず使用目的を伝えることを推奨します。

またオーダー家具の選び方など記載します。
よろしければフォローしてください。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?