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子供の頃に没頭した趣味は住宅販売チラシの図面の模写

私の子供の頃は大人の世界がバブルだったのか
住んでいた地域がたまたま空き地が増えたのか
とにかく新築住宅があちこち建ち、
週末には新聞折込チラシが沢山入っていた。

家具職人への道1にも書いたけど

当時折り込みチラシを見ては自分が住む想像、
ノートに図面の模写、いつしかオリジナル空想
オープンハウス見学。とドンドン行動が広がり
チラシだけでなく新聞の中の販売広告からも
新しい物件(図面)を見つけては楽しんでいた

引越してきた同級生の家の図面は把握してるし
遊びに行くと図面が立体的になる楽しさが
たまらなくワクワクした。

いつしかキックベースボールをはじめたり
習字やそろばんをはじめたら
住宅チラシはそっちのけになりつつあった。
キックベースボールに入ってきた一学年下の
友達の家が木工所で室内の婚礼家具が
全部お父さんが作ったとサラッといわれ。

カッコ良すぎる衝撃を受けて
私も自分の婚礼家具作りたいと憧れた。
今でもあの日のことは覚えている。

だけど子供のころの私は興味がバラバラで
設計士も家具職人も忘れ去るとともに
女性には無理だとされていた時代だから
仕事としては無理だろう友達決めつけていた。

高校受験時に、大学進学は頭にないため
就職するための学校を選んだ方が
意味があると思った。
普通科なんて意味無いわって感じで
やりたいことを思い出し、英語と建築で迷い
制服の好みで建築科に進んだ若かりし女子。

周りは男子ばかりだから
母は友達出来て過ごせるか心配したけど
問題なくむしろ気楽で学校は楽しかった。

ただ悲しい事に、子供の頃のワクワクした
図面模写と空想と想像は所詮無知の娯楽であり
専門知識を学ぶと、途端に空想が止まり、
思考が止まり、手が止まり課題ノルマが苦痛。

今なら喜んで法規や構造を学んで
安全に法を守る建築知識を得る安心感を得るが
当時の私にはルールなんて邪魔くせー!
私の夢は窮屈だ!と設計士には向かない気質。

父も他界したし、バイト掛け持ちで没頭し
勉強なんて働いたら必要な事身につくわっと
目の前のバイトとバイト後の夜遊びやらで
ドンドン勉強しなくなり…という流れは

家具職人への道に記載している

結局、住宅販売、家具職人、田舎暮らし、
週末農業、マラソン、登山、観光ガイドと
様々なことをしてきた中で

介護が始まり失意の中、甥っ子や姪っ子の
受験応援のために自分も試験勉強しようと
福祉住環境コーディネーター二級取得して
インテリアコーディネーターは一次合格、

その勉強の流れから忘れ去った二級建築士の
受験資格が、法改正で自分にもあることを知り
子供の頃のチラシ模写や空想を思い出し
この際、受験だけでもチャレンジしようと
ウダウダしながら1年以上経過した今、

また甥っ子君が受験シーズンだから
気合い入れてインテリアコーディネーター二次
と二級建築士の学科だけでも挑戦する気で
去年崩した体調とメンタルを立て直して
勉強したいと思う。

現実逃避のおばさんの悪あがきで
良い手本では無いけど自己満足で
過去の回収をしよう。(引き際が悪い私…)

続編

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