チョコレートとコーヒー

中川ワニ珈琲はイベントごとに縁がちょっと遠い。大抵のコーヒー屋さんがバレンタインやクリスマスやらにちなんで、〇〇コーヒーを焙煎して売るんだけど、うちはしたことがなかった。

自分中で、その時折の旬を大事にして、コーヒー焙煎するワニさんに、イベントは無縁なのだ。だが、今年、私は無性にバレンタインにチョコレートを食べた気分に浸れるビターなコーヒーが飲みたくてしょうがなく。

ワニさんに頼んで焙煎してもらおうと思えど、イベントごとに重なるのは嫌がられるのが予測されたのと、チョコレートに合うコーヒーならまだしも、コーヒーでチョコレートを食った気分にさせろといわれてもそれはちょっと（困る）というのは、よくわかるが強固突破で実現となる。

楽しみは自分だけで独り占めするよりも、できるだけ多くの人と共有するのがいいと告知をしたら、予定の数量を私が勘違いしてしまい、危うく予約したのに足りない状態になりかけたが、途中でワニさんが気がつき、カクカクシカジカと常連さんに事情を説明して、ご予約希望の方々の皆様に送れることとなった（良かった）

さて、どんな味がするかは12日の焙煎が楽しみ。出荷が13日で到着が14日バレンタインである。

でも、今年やってみて、やっぱり中川ワニ珈琲は季節ごとのイベントに合わすのはしっくりこないと肌で感じたので今回が、一生に一度のバレンタインコーヒーとなるだろう。

バレンタインにはチョコレートは買わないが、その前に食べ尽くそうと今年は何個か事前購入した一つが写真のパトリックロジェである。かなり美味しいと勧められていたので期待したが、本場フランスの甘さは、私には舌を火傷するほどの極甘でおののいた。これが大人の味なんだろうか…。

年々、甘さに敏感になる。

よって、コーヒーでチョコ気分が味わいたいのであーる。
7日にはまた異なるチョコが届くので期待。今度はメイドイン博多である。