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転職のこと ep.4:職務経歴書ってなに?

前回の記事では、私の転職活動の概要についてお話しました。
今回は、転職活動中に大変だったことや、学んだことについてお話していきたいと思います。

前回の記事はコチラ↓↓↓

コロナ禍の転職活動

コロナ禍での転職活動は、転職エージェントとのやりとりも、筆記試験・採用面接もすべてオンラインで実施されました。今働いている会社は、入社初日に初めて会社を訪問し、一緒に働く方々と顔を合わせました。

そこで最初の問題が……。パソコン持ってない!

携帯でのやりとりに限界を感じ、ノートパソコンを購入しました。
痛い出費でしたが、今となっては購入しておいてよかったと思います。

私の相棒
Microsoft Surface Laptop3 13.5インチ 
コバルトブルーの色がお気に入り

辛いスケジュール調整

オンラインでの採用試験は、すべて自宅で受けました。試験のための移動時間がなかったのでとても助かりました。

当時管理職だったため、フレックスタイム制のような勤務形態でした。なので採用試験はすべて午前中に入れ、試験後に出社するというようなスケジュール調整をしていました。

それで、何が辛かったのか。

採用試験以外にも、転職エージェントとの面談なども入れていたため、私が午前中不在という日が少しずつ増えてくると、周りも「どうしたのかな?」と思い始めます。転職活動中であることを悟られないように、いろいろな「架空の予定」を作りました。

歯医者に通っているとか、アパートのガスの点検があるとか、持病の再検査が入ったとか。

つまり、ウソをついていたということですよね。それはやはり辛かったです。

「別にウソまでつかなくてよかったんじゃない?」と思いますが、転職活動中であることが知られると人間関係や転職活動にも支障が出たり、もしこのまま会社に残ることになったときに、居づらくなるのではと思っていました。

もしかしたら、気付かれていたかもしれません。そうだとしたら、私の身勝手な行動に文句のひとつも言わなかった周りの方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいになります。


職務経歴書ってなに?

新卒の就活と転職活動の違いは、職務経歴書の有無ではないでしょうか。
職務経歴書とは、今まで経験してきた仕事内容や、身に付けてきたスキルを記載したもので、私は自己アピールのひとつだと考えていました。

転職活動を始めるまでは、職務経歴書の存在を全く知らず、履歴書だけ出せばいいと思っていました。転職エージェントの方に教えていただき、フォーマットも提供いただきました。

職務経歴書って、とても大切。
私は結構軽く考えていました(笑)

これを見て採用担当者は、会社にマッチしているか、会社に貢献できる人材であるかなどを判断するわけですよね。もちろん、大きな成果があればよいというわけでもないと思います。

仕事をする上でどのように関わり、どのような結果だったのか。
「私はこういう姿勢で仕事に向き合ってきました!」ということをアピールするのが、職務経歴書ではないかと私は思います。

職務経歴書を作成するにあたっては、転職エージェントの方に本当に本当にお世話になりました!

Kyokoさんのキャリアの棚卸をしましょう」

そういって、入社してから今までの私の話をじっくり聞いてくださり、職務経歴書に記入できそうなポイントをアドバイスしてくださいました。

後ろ向きな気持ちでスタートした転職活動だったため、自分のこれまでを振り返る余裕なんて全く無かった私。何度も修正し出来上がった職務経歴書を見たとき、私は涙が出ました。

私って、結構頑張ってきたんじゃん!

キャリアの棚卸って、転職活動はせずとも自分自身のこれからをどうしようかと考えたときにやってみると、何か気付きを得られるかもしれません。

キャリアの棚卸について、私が実際に行ったやり方を紹介したいと思います。まずは大枠をとらえて、細かいところを掘り下げていくといったイメージです。

  1. 年表を作る
    入社してからの異動遍歴や年ごとの出来事を書き出します。
    異動遍歴は、在籍期間の年月を書き出しておくと、職務経歴書に記載するときに便利です。

  2. ブロック分け
    異動部署または年を基準にブロック分けします。

  3. 掘り下げる
    ブロック分けした部署や年ごとに、そこで携わった仕事、うまくいったこと、失敗したことなどを、箇条書きで書き出します。

  4. ポイントを絞る
    箇条書きで書き出した内容から、アピールとして使えそうな部分をピックアップします。

  5. アピールポイントの掘り下げ
    ④でピックアップしたポイントを、さらに掘り下げます。成果は可能な限り、数字で表現します。例えば、売上に貢献した場合は、「前年比〇〇%伸ばした」。効率化に貢献した場合は、「作業時間を〇分短縮した」といったイメージです。


15年勤務してきて、入社当時からのことを思い出すには結構時間がかかりました。この方法で少しずつ自分自身のキャリアの棚卸を行い、転職エージェントの方に添削してもらいながら、職務経歴書を作り上げました。

職務経歴書は採用試験を受けるたびに、見直しを行いました。転職活動中にも、異動や役割が変わったりすることもありましたので、新しい情報を追加するようにしていました。

行動しないと何も始まらない

転職しようと思い、転職エージェントに登録。最初の採用試験が書類選考で不合格となって以降、ネットで求人を見るだけの日々でした。

どうしようかなと思っているうちに、良さそうな求人はすぐに誰か採用が決まってしまいます。

覚悟を決めて、いっぽを踏み出してからは動きが速かったです。履歴書も職務経歴書も準備してあったので、いつでも採用試験に応募できました。

転職エージェントのサイトなら、ボタンひとつで応募の意思表示ができます。「よしっ!」と思ったら、不安な感情が浮かぶ前に応募ボタンをクリックしました。

まずは履歴書を書いてみる。職務経歴書を作ってみる。そこから求人を探して応募してみる。

あたりまえのことではありますが、行動しないと何も始まらないということを、転職活動を通して改めて学びました。

さいごに

今振り返ると、初めての転職活動は周りの方々に支えられた活動だったなと思います。それと同時に、私自身も頑張ったなぁと感じました。
自ら変化を起こす、とても貴重な経験でした。

次回の記事では、現在働く会社との出会いについてお話したいと思います。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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