自分で選ぶ夏の課題図書5選
こんにちは。
学生とは違い毎日仕事はあるものの、
8月を前にすると毎年ワクワクしてきます。
せっかくの8月、お盆休みを控えて
自分で自分の課題図書を選んでみました。
今年出会って、心地よい文章で好きになった奈倉有里さんの影響を強めに受けたラインナップです。
小説は最初の1作品目のみです。
①カラマーゾフの兄弟
今年、縁あって奈倉有里さんの本を続けて読んだので、ロシア文学デビューしてみたいなと!
ロシア文学デビュー作として、めっちゃおもしろいと噂のこちらを選んでみました。
長い作品なので、挫折してもいいや!という気持ちで。
ロシア文学といえば、最近やたら本屋さんで『夜と霧』を見かけるのはなぜでしょうか。こちらもちょっと気になっています。
②中学生から知りたいパレスチナのこと
奈倉さんの本を読んでいると、ウクライナの話が頻繁に出てきます。(新刊も積読してますが、ウクライナの話もされてるようです)
奈倉さんのウクライナの話を読んでいると、パレスチナのことも全く知らないな、と思い知らされました。
戦争を身近に感じない生活は本当にありがたいです。「知ったところでどうなる」という気持ちもあります。
でも、奈倉さんのおかげで「知らずにはいられないよ」と思っているこのタイミングで、読んでみようと思いました。
共著者の1人である岡先生の、『ガザとは何か』『ガザに地下鉄が走る日』も気になっています。
③平和をつくる方法
もう半年ほど積読している一冊。
「表紙がかわいい」という謎の理由で手に取って放置していたのですが、今が読むタイミングかも?と思い選出。
「ふつうの人たちの」というところにも惹かれました。
④利他・ケア・傷の倫理学
こちらは読み始めています。
noteで最初に書いた記事に「今年は哲学を学びたい」と書いたのですが、その延長線です。
最近、「利他」という言葉をよく見かけますよね。
⑤中国語の学び方入門
・奈倉さんの影響
・哲学への興味
・中華小説との出会い
これらが組み合わさり、中国語を勉強してみたい!と思っています、唐突に(笑)
いつか誰かが「言語を学ぶことは哲学すること」的なことを言っていたのが、心に響いていまして。
言語を通して哲学するには、結構な言語レベルが必要だと思います。
だから、ちょっとでも体験したことのない価値観に触れられたら嬉しい!という気持ちで。
勉強して使ってみたいという動機ではないので、ゆるりとやれたらなあと思っています。
これら5選のうち、どれか1冊でも自分の世界を広げていけたら嬉しい!
結局どれも中途半端に終わっても、自分の中では地続きになっていくので読書はおもしろいです。
どれか読んで感じることがあれば、またこちらで書きたいと思います。
それでは。