製薬会社MR「1日のスケジュール」大学・病院担当編
こんにちは、現役MRのきすけです。
前回は、
開業医エリア担当MRの1日について
紹介しました。
今回は、
大学・病院担当MRの1日を
紹介したいと思います。
ぼくも今は、
大学・病院担当をしているので、
出来るだけリアルを知っていただくために、
昨日(2023.4.7.Fri)過ごした
実際の1日のスケジュールを
包み隠さずお話したいと思います。
6:30 起床 ちょっと内勤
起きたら今日の予定を確認し、
メールをチェック
お二人のDrからアポイントの返信を
いただいていたのでそれに返信
今日お会いするDrとの
面会資料の準備をします。
そのあとは、
医薬ニュースと
実績をサラッと見ました。
8:30 始業 特約店訪問
大学や病院担当になると
特約店へ訪問しない日も多いのですが、
この日はMSさんに用事があり、
2軒の特約店を訪問。
MSさんとは、
門前薬局さんへの同行の相談をしたり、
最近の大学の状況について情報共有。
ぼくからは
訪問規制の状況やDrの情報をお伝えし、
MSさんからは
薬剤部や競合品に関する情報をいただきました。
同僚ともばったり会って
ちょっと立ち話をして
特約店をあとにしました。
10:30 帰宅して内勤
自宅に戻り、内勤タイム
オフィスやカフェに
行くこともありますが、
コロナ以降はすっかり
自宅で仕事することが増えました。
「MRってどんな内勤があるの?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
これは新人のとき
先輩に言われた言葉です。
「いやいや、そりゃ言いすぎだろ」
と当時は思いましたが、本当でした…
やろうと思えば
いくらでも出来てしまうのが
"MRの内勤"
語りだすと長くなりそうなので、
「MRの内勤の具体的な内容」
についてはまた記事にしたいと思います。
11:30 病院Drとアポイント
対面のアポイントのため
自宅を出て
営業車で病院へ向かいます。
Drと面会して、
紹介している新薬の印象を伺ったり
治療方針をさらに深く教えていただいたり
Web講演会の視聴依頼や
新規採用のご相談
などをしました。
この病院は
アポイントのときのみ訪問OK
というルールです。
コロナ直後は、
訪問規制で「面会はWebのみ」
という施設が多かったですが、
最近はまた対面の面会も
少しずつ増えてきました。
13:00 帰宅 Drへ資料郵送
自宅にもどり、
内勤を片付けつつ
Drや大学の秘書さんへの
資料を郵送
コロナ以降、
大学や病院Drと会う機会が
減ったため、
資料を郵送する機会が増えました。
15:00 大学DrとWeb面会
大学の准教授と
アポイントでWeb面会
コロナ直後は、
MRもDrも違和感たっぷりに
Web面会をしていましたが
もういまはこれがスタンダードです。
アポイントの時間になると
あらかじめお送りした
ZoomやTeamsのURL
にDrがログインしてくれ
Web面会がスタートします。
この面会では、
4月以降の外勤先の変更を教えてもらったり
新薬の新しいデータを紹介し、ご意見を伺ったり
最近の処方状況などについて教えていただきました
16:00 所長、マーケ担当者と電話
大学担当になると、
講演会業務が一気に増えます。
この日も講演会の役割者や内容に関して
所長や本社の社員と
打ち合わせや相談の電話のやりとりをしました。
17:30 大学のDrとWeb面談
大学の若手Dr(助教)と
アポイントでWeb面談
所長や同僚にも同席してもらいました。
約束のお時間に現れず、
17:45ころ大学に電話
(えっ、電話しちゃっていいの?)
と思われた方も
いらっしゃるかもですが、
忘れられていることもあるので、
こんなときは一回電話しちゃいます。
診療がお忙しかったようで
「ごめんなさい、もう少しお待ち下さい!」
とのことで、18:00ころ
Zoomにご入室いただきました。
今回の面会では、
4月以降の診療体制のお話や
自社品をお使いいただいている
患者さんの経過を教えて頂いたり
新しいデータへのご意見を伺ったり
最後は雑談もしていただき、
プライベートなお話も入手
無事に面会が終わりました。
Drが退出された後は、
所長と同僚とそのままZoom上で
来週の会議の打ち合わせや
「週末何するの?」など
すこし雑談をかわして
Zoom画面を閉じました。
18:30 業務終了
これでこの日の業務は終了です。
この日は3名のDrとお会いしましたが
ぶっちゃけ、よく出来た日です◎
コロナ以降は、
Web面会が中心となり
1日にお会いするDrの数も
グッと減りました。
多いときで3〜4人
少ないときは1人
0の日もあるのが現状です。
以上、大学・病院担当MRのリアルな1日でした。
なんとなくイメージわきましたでしょうか?
ご存知かと思いますが、
コロナ以降は、病院の訪問規制も増え、
MRの仕事には明らかな
ゲームチェンジが起こっています。
それにともない、
求められている力も
変わってきていると
感じています。
とはいえ、
訪問規制により
朝晩の医局での立ち待ちなどが
減ったので、
ずいぶん働きやすくなりました。
「大学担当MRってちょっとハードル高そうだけど、どんな人が向いているの?」という方は、こちらも合わせてご覧ください。
次回は、
「MRの"内勤"ってどんなことやってるの?」
をテーマにお話させていただきます。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
ではまた!
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