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製薬会社MR「1日のスケジュール」開業医エリア担当編

こんにちは、現役MRのきすけです。

これからMRを目指されている方では、
「MRってどんな感じで1日を過ごしているの?」
と疑問を持たれている方もいらっしゃると思います。

ぼくも就活のときは、
人事の方やOBの方に
そんな質問をしていました。

そこで、この記事では
MRのリアルな1日
紹介してみたいと思います。


「開業医エリア担当」と「大学・病院担当」で1日の動きは異なる

先にお伝えしておくと
担当するパターンで1日の
過ごし方は少し異なります。

  1. 開業医エリア担当

  2. 大学・病院担当

の2パターンあります。

今回は、

  1. 開業医エリア担当

のお話をさせていただきます。


開業医エリア担当「1日のスケジュール」


7:00 起床

朝起きて
メールのチェックをして
支度をして家を出ます。

もっと早起きに成功したときは
朝に大切な内勤業務
を片付けることもあります。

8:00 自宅出発

家を出ます。
移動は会社から支給されている
営業車で移動します。

都市部や
地方でも中心部担当の
MRの営業車はコンパクトカー

雪の多い地方都市では
SUVなどに乗っている
MRもいます。

8:30 特約店訪問

特約店を訪問します。
MSさんと呼ばれる
卸の営業担当の方に
会いに行きます。

MSさんとは、

  • Drや薬局の情報を教えてもらったり

  • クリニックの同行のお願いをしたり

  • 製品に対するDrの反応を共有したり

様々な情報交換をします。

特約店を数社まわります。
一人でまわったり
同僚と待ち合わせをして
一緒に訪問したりすることもあります。


10:30 内勤

特約店訪問が終わったら
すこし時間が空くので、

  • オフィスに戻って印刷をしたり

  • カフェで内勤したり

  • 時間がないと車で内勤したり

  • 余裕のあるときは、

  • いったん自宅に帰って内勤したり

スキマ時間に小さな仕事を片付けます。


12:00 クリニック訪問

クリニックや病院などの
医療機関に訪問して
Drと面会をします。

Drには、パンフレットや
スライドを使って
治療方針をうかがったり
自社品の紹介、治療提案を行います。

MR業務のもっとも大切な仕事で
会社がMRに1番求めている仕事です。

MR=医薬情報担当者
で、厳密に言えば"営業"じゃない
と言われることもありますが、

そんなのは建前で、
計画数字に追われるし
バリバリの営業です。

お昼に
少ないときは2〜3軒
多いときは、4〜5軒
の医療機関を訪問します。


14:00 病院訪問 or  ランチ

昼の訪問が終わると
このタイミングで
ランチを取る方も多いです。

あるいは、
病院の医局に立ちんぼをして
Drを待って、歩いているDrを
キャッチして情報提供をしたり、

薬剤部に行って薬剤師の先生に
情報提供したりします。

※ただし、コロナ以降は
のきなみ病院も訪問規制がかかり
いまはこの仕事は減っています。



 15:00 午後のクリニック訪問

午後訪問できる
医療機関をまわります。

同じように
クリニックや病院のDrに
自社品の医薬品の紹介をしたり
講演会のご案内をしたり

仲のよいDrとは
雑談をしたり
最近のお悩みを伺ったり

そうこうしているうちに
日もくれてきて
あっという間に夕方がおとずれます。


18:00 帰宅 or  内勤

とくになにもなくて
調子が良いと18:00には
帰宅できます。

内勤業務がたまっているときは
会社やカフェによって
仕事を片付けて帰るときもありますし、

もっと遅くに訪問できる
クリニックがあるときや
講演会があるときは、
帰りが、21:00、22;00に
なることもあります。


MRの開業医エリア担当の
1日のスケジュールについて
なんとなくイメージが
わきましたでしょうか?

ぼくはMRを十数年やっていますが、
毎日いろいろなことが起こるし、
変化に飛んでいて楽しいです。


ここ数年は
大手製薬会社の早期退職なども
続いており「MRはオワコン」と
世間的には言われることも多いですが、
個人的には今が最高と感じております。

コロナ以降、
さらに働きやすくなりました。


次回は、
「大学・病院担当MRの1日」
について紹介します。

良い週末をお過ごし下さい♫
ではまた!

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