見出し画像

算数の授業(問題とめあて編)

前回のウォームアップを終え、いよいよ授業に入ります。
前回の記事は以下のものです。


授業の流れは、以下の通りです。

  1. ウォームアップ

  2. 問題の確認

  3. めあての確認

  4. 最初の問題に取り組む

  5. 全体で確認

  6. 練習問題

今回は
2.問題の確認
3.めあての確認
4.最初の問題に取り組む

について書いていきます。


2.問題の確認

まずはその日の問題を確認します。教科書の問題をそのまま使うこともあるのですが、なるべく子どもに寄り添ったものになるように意識しています。

唐突に「◯◯くん。好きなお菓子は?」と聞きます。最初は元気なお調子者タイプの子に聞くと、張り切って答えてくれるのでオススメです。

答えてくれたお菓子をもとに問題を板書します。


一本9円のうまい棒を6本買いました。合計はいくらでしょう。

好きなお菓子を言っただけですが、これだけで自分たちの問題として捉えることができます。



3.めあての確認

問題を捉えたら、めあての確認をします。
問題のタイプにもよりますが、見通しをもたせてからめあてを確認することもあります。

先ほどの問題で考えると

担任「今まで習ったことを使って、この問題のやり方を考えてみましょう。」
子ども「かけ算を使う!」
   「9の段!」
担任「では、9の段のかけ算を使った問題を解けるようになる。が今日のめあてです。」

というような流れです。問題の見通しとめあてをはっきりさせて問題に取り組みます。


4.最初の問題に取り組む

方向性をはっきりさせたところで、問題に取り組みます。
私のクラスでは、基本的に友だちの邪魔にならなければ、立ち歩いてもよいことにしているため、わからなくて聞きに来る子、解けた答えを答え合わせする子、1人でじっくり取り組む子、様々な子がいます。

全体の様子を見て、合っているいないに関わらず、全員が自分なりに解けたところで、全体の確認に入ります。

全体確認については次回書かせていただきます。


今回もお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?