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この世の全てを解き明かす!「万物の理論」に挑む物理学者たち

連日雨の週末でしたが、
朝9時頃には近場のスタバへ。

雨×朝という時間帯だからか、
席は4分の1程度しか埋まっていない状態。
実に快適。

人が動かない状況で動くから、
何か得られるものがありますね!


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


パソコン、スマホ、電気。

わたしたちが日常で当たり前のように使っている道具。

そういった道具というのは、
すべからく、
人間の物理学の発展から生まれてきたということを、意識したことはあるでしょうか。

人類の化学の進歩。

革新的なテクノロジーを用いたモノを製造するのは技術者かもしれませんが、そのモノを作るための理論は、物理学者たちが考え出したものがほとんどのはず。

そんな物理学の理論の中でも、

「物理学の聖杯」

と呼ばれているものがあります。

「神の方程式」

とも、呼ばれる代物です。

その名も、

「万物の理論」

今回は、
この「万物の理論」をきっかけにして、
物理学者たちがつないできたバトンロマン
その学者たちを育てた家族
といった点に注目しながら、
記事を書いていきます。

この記事は、
メンバーシップの仲間、
黒豆柴さん×共育LIBRARYのコラボ記事です。

筆者は記事を書くにあたり、
様々な資料・情報を収集したのですが、
物理学は複雑、且つ、深淵。

理論というよりも、
人間学という意味の記事にしていきたいと思うので、ご理解くださればと思います。


万物の理論とは

あなたの身体は、
何でできるているでしょうか?

細胞?分子?原子?

人間や様々な物質、
そして宇宙そのものすら構成している、
この世の物質の最小単位を素粒子と言います。

そして、この素粒子というものが、
実は粒ではなく「ひも」が振動する形でできていると考えるのが、

「超弦理論(ちょうひもりろん)」

別名、

「万物の理論」

なのです。

この理論について、
アインシュタインは言いました。

「神の心を読むことができるような方程式」

だと。

それもそのはず、
この理論の謎を解明すれば、

宇宙がどう始まったかが分かり、
神の領域に近づくことができます。

タイムトラベルを可能にすることができるのでは、ということも唱えられているのです。

この理論を詳しく説明することは困難です。

なにせ、

「仮にひもというものが振動することによって素粒子ができるという数式に仮定するならば、九次元なら成立することができる」

と言われ、

「九次元???」

と人間の想像の範疇を、
はるかに超えるものになるからです。

「じゃあやっぱりタイムトラベルなんか夢物語だね」

と思う人もいるかもしれませんが、
本当にそうでしょうか。

そこで、次は、
物理学が紡いできたバトンや、
そのロマンについて迫ってみようと思います。


物理学が紡いできたバトン

わたしたちが現在使っている、
電化製品、自動車だけではなく、
建物、水道、ガスなど、
あらゆるものは物理の法則を用いて作られています。

これまで、
過去から人類が紡いできた、
物理学者たちの発見の何か1つでも欠けていたら、今のわたしたちの生活はなかったかもしれない。

そう考えると、
物理学者たちの存在は偉大です。

そして、長い歴史をかけて、
知恵の積み重ねのバトンを、
未来に渡し続けている。

例えば、物質を構成する最小単位が素粒子であるという考えも、

古代ギリシャのデモクリトスが、
時と共に金の指輪がすり減っていくことから、
原子をいう存在を既に示唆しているのです。

ジョルダーノ・ブルーノ、
ガリレオ・ガリレイは、
宇宙の謎を解き明かしたことにより、
死刑軟禁を課されてきた。

でも、彼らがいたからこそ、
未来につながった。

アイザック・ニュートン、
マイケル・ファデラー、
マクスウェル、
アインシュタイン・・・

物理学者というのは、
ある種未来を見ています。

そして、

「そんなものは非現実的だ」

という考えを、
最初に人類に取り入れる、
入口となるのが物理学者なのかもしれない。

かつて、一体誰が、
世界中の離れた人々と、
いつでも簡単につながることができる世界がくると予想できたでしょうか。

そう考えると、
タイムマシンも、
理論を解き明かせば、
十分に可能であるかもしれないのです。


物理学のロマン

未だ世界にない新しい論を提案するのですから、

「何を言っているんだこいつは?」

となるのが当たり前であるはず。

しかし、そんな中でも、
その人の才能を認めてくれる人であったり、
信じてくれる人がいたからこそ、
科学はつながれてきたのです。

例えば、ニュートンハレー

ニュートンは、
孤独を好む人間で、
自分の研究の多くを公にしなかったそうです。

そんな中、
彗星に興味をもった1人の男が、
光の理論を形にしていたニュートンと出会います。

ニュートンの重力理論では、
彗星の軌道を予測できると言われ、
ハレーはニュートンの言うことを信じた。

そして、
ニュートンの著作の印刷費用を払うことを、
申し出たと言います。

これが、ハレー彗星の誕生ともなるのです。

他にも、ドブロイの例もあります。

1923年に、
物質波という理論を提唱したドブロイ。

ただ、当時の教授たちは、
ドブロイの博士論文の内容が、
イマイチ理解できず、
博士号を与えていいものか迷い、
アインシュタインに意見を伺ったそうです。

この時に、
アインシュタインが言った言葉がかっこいい。

「博士号じゃなくてノーベル賞をあげるべきだね」

アインシュタインだけは、
彼の唱えている理論が、
正しく、本質を捉えており、且つ、
これまでにない革新的なのもであることを、
見抜いていたのです。

また、ハイゼンベルグと、
ボーアの関係も魅力的です。

当時は世界的権威をもち、
大御所となっていたボーアの講義中に、
ハイゼンベルグが、

「あなたの論は穴がある」

と手を挙げて意見をしたそうです。
学生の身分で。
権威ある教授に。

ボーアは、

「こいつは面白いな」

と思ったそうです。

そして、登山に誘い、話しているうちに、

「こいつは本物だ」

と思い、彼に量子論の面白さを伝え、
自分のもてるものを全て託したそうです。

映画の『グットウィルハンティング』を思い出します。

そんな「出会い」が、
人類の進化を紡いでくれた。

しかし、忘れてはならないのが、
そういった革新を起こしていった人たちを育てた家族の存在です。


子どもを信じ続けた親たち

人類史上で最も多くの発明をした人物と言えば、
そう、トーマス・エジソンでしょう。

エジソンが学校で、

「1たす1はなぜ2なのか?」

という疑問を呈し、
問題児扱いされていたことは有名だと思います。

そんなエジソンの母、ナンシーは、
自宅に実験室をつくるほど、
エジソンが力を発揮できるように、
あらゆる面で我が子を支え続けました。

ある日、エジソンが、
学校からもらった手紙を、
ナンシーに渡しました。

ナンシーは読み上げます。

あなたの息子さんは天才です。
うちの学校は彼にとっては小さすぎるし、
優秀な先生が充分おりません。
どうぞお母さんが教育してあげてください。

そして、母が亡くなった後、
大人になったエジソンは、
この手紙を見つけたそうです。

そこに書かれていたのは・・・

おたくの息子さんは精神的に欠陥があります。
当校にこれ以上在籍させることができません。
退学処分です。

この手紙を見つけた時、
エジソンは何時間も泣き続けたそうです。

ナンシーはエジソンを守り、
そして信じ続けてくれていた存在だったのですね。

エジソンの言葉です。

何があっても支えてくれた母がいたから、
いまの私がある。
母だけは何があっても、
あるがままの私を理解してくれた。
どんなに苦しいときでも、
母を喜ばせたくて、
私は努力を続けることができた。
すべて母のおかげだ。

また、女性初のノーベル賞を受賞し、
世界初の2度のノーベル賞受賞を果たした、
マリー・キュリー

放射能を発見した物理学者です。

マリーは、
教育に熱心な父親の元で育ちました。

遠足の風景の美しい地を事前に研究、
専門分野以外にもあらゆる興味をもつ、
週末には、文学鑑賞の時間を設け、
ポーランドの詩の朗読や創作をしてくれる父親。

そんな教養ある父親の教育によって、

「人生の最大の報酬は知的活動によって得られる」

というマリーに育っていったのだと思います。


黒豆柴家×万物の理論

実は、
黒豆柴さんの息子さんには夢があります。

それは、

「万物の理論を解き明かすこと」

です。

これまでの物理学者の夢を継承して、
人類の大きな挑戦に挑もうとしている若者が、
ここにも1人いた。

そんな黒豆柴さんの家では、
家族全体で、
息子さんの夢を支援する
体制を、
整えていることが、
記事を読むと分かってきます。

何せ息子さんは、
小学生の頃から、
深夜0時~4時のまでの間、
物理学の勉強を継続しているというのです。

天才なのではないかと思います。

そして、何と、
お母さんは毎日4時まで息子さんに付き合っていたというのです。

歴史上の偉大な人物も、
養育者のあり得ないまでの献身的なサポートの上に、偉大な仕事を確立させていたことが珍しくありません。

黒豆柴さんの息子さんには、
非常にスケールの大きい物を感じて止みません。

対して、黒豆柴さんもすごい。

チャレンジし続ける息子さんに、

「背中を見せる」

と、自分も常に何かに挑戦し続けています。

もともと、
息子さんを応援するために始めたというnote。

これからも、
noteを通して、
思わず微笑ましくなる黒豆柴一家の様子と、
息子さんの活躍の様子を、
応援していきたい。

そんな風に、感じています。


まとめ

元々、筆者は文系専攻で、
物理はあまり得意ではありません。

しかし、
物理の歴史や、
物理学者たちの人間像なんかは、
改めて勉強してみると非常に面白かったです。

コラボ記事という形で、
このような機会を設けてくれた、
黒豆柴さんに感謝。

これからも、
メンバーたちみんなで、
チャレンジをしていけたらと思います。


この記事が、
良かった、楽しかった、
興味深かったと思われた方は、
黒豆柴さんの記事に、
スキ、コメントをしたり、
してみてください!

段々と黒豆柴ファミリーのやり取りが、
クセになること間違いなしです♪

筆者は、毎朝笑わせてもらってます!

物理学者を育てるメンバーシップも運営されていますので、ご興味がある方はこちらから。

共育LIBRARY×メンバーシップの仲間のコラボ記事は、これからも発信していく予定ですので、楽しみにしてもらえるとうれしいです♪


◇参考資料◇


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