見出し画像

noteでうつ病がなおる?noteは認知行動療法になりうるか?

久々に母校である大学に行きました。

すると、
あの古かった校舎たちが
新しくなっているじゃないか!?

・・・なぜ我々のときにやってくれなかった・・・!

ま、いっか笑


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


先日、厚生労働省が、
日本の障害児者数の変化を発表しました。

その数1164万人

もはや10人に1人の割合です。

中でも、
2016年に比べて、
圧倒的に増加していたのが、
「精神」です。

2016年が、
約392万人

2022年が、
約614万人

約2倍と言ってもいいぐらいの
増加であると言えるでしょう。

精神ということですから、
発達障害や、
精神疾患も含みます。

精神疾患の中で、
特に増加しているのが、
適応障害うつ病

なぜ、人間は、
そのような状態になるのでしょうか。

どのようなプロセスで、
回復していくことができるのでしょうか。

この記事は、
メンバーシップの
ゆにさんとのコラボ記事
です。

最後まで読んでくださるとうれしいです。



現代人が抱えるストレス

うつ病はどれぐらいの人が、
なる可能性のある症状なのでしょうか。

これは、唱えている方によって、
違ったりします。

現時点でうつ病を患っている
時点有病率が4~5%で、

生涯有病率は、
16%だと主張する人もいますし、

日本は7%程度と主張している人もいます。

どちらにしろ、
5人1人~10人に1人の割合程度で、
一生のうち1回は患うということ。

決して少数とは言えない割合であることが
分かります。

現在は、各職場で
休職者が増えています。

安泰の仕事とされる公務員でも、
全体の2.1%が病休によって
休職しているようです。

奈良県に至っては、
3%に達しているそう。

そして、休職になったり、
辞めて退職をしたりする人たちは、
断然20代、30代と、
若手が多いことが分かっています。

たまに役所に行くと、
外国人や高齢の方の多さに、
驚くことがあります。

そういった方々の対応が
大変になっているのもあると思いますし、

公務員であるが故に、
給料は変わらなくても、
できる人断らない人
仕事が集まったりする状況も
あり得るのでしょうね。

そして、
解雇が基本的にないが故に、
流動性のある雰囲気が弱く、
愚痴噂話などが往行してしまう。

職場内のストレスが膨張し、
パワハラいやがらせとなって現れる。

地方公務員である教員も、
そのような特徴があったので、
分かる気がします。

そのような点を、
ストレスに感じてしまい、
病休になる若手が増えているのかもしれません。


うつ病の種類

まず、うつ病と適応障害の違いです。

適応障害とは、
ある一定の環境に対してのみ、
不適応の状態が起こることを指します。

仕事場に行くのがつらくても、
外に出て散歩をするのは大丈夫、
といった具体ですね。

対してうつ病は、
24時間苦しみ続けるといっても、
過言ではないかもしれません。

ただ、うつ病にも種類があります。

その種類を示しますね。

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

■ メランコリー型うつ病
■ 非定型うつ病
■ 双極スペクトラムうつ病
■ 季節性うつ病

▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢▢

メランコリー型うつ病は、
几帳面真面目で、
人に気を遣うようなタイプの人が、
適応しなければならない状況でのストレスによって発症するものです。

最もメジャーなものかもしれませんね。

非定型うつ病は、
抑うつ気分はあるけれども、
多少よいことがあると
気分が良くなったりするように、

気分が変化しやすいことや、
対人関係で過敏になりやすい特徴があります。

双極スペクトラムうつ病は、
双極性障害と診断される可能性のある
うつ病のことです。

双極性障害のことは
また別の形で記事にする予定ですが、

気分が異常にハイになる躁状態と、
抑うつになる状態が、
一定の周期で繰り返される症状です。

季節性うつ病は、
主に冬になるとうつ状態になる症状です。

過眠や過食といった特徴をもっています。

他にも血管性うつ病や、
持続性うつ(気分変調症)、
産後うつなど様々な種類があります。


なぜうつ病気になるのか

ではなぜうつ病になるのでしょうか。

実は、うつ病になる原因というものは、
精神医学界でも確定していません。

可能性の段階です。

それでも3つほど、
可能性段階の説を紹介します。


❶学習性無力感

これはかつて犬に対して行われた
実証実験ですが、

あらゆる行動をしても
電気刺激を与えるようにすると、
やがて何も行動しなくなるというものです。

筆者も6~7年前、
うつ病を患いました。

元から、
仕事に適応しずらい体質なのか、
自分の120%の力を出さなければ、
学校に適応できない状態でした。

こだわりも強く、
任された仕事は、
手を抜くことなくやり切りたい思いも強かった。

でも、自分の仕事の能力では追いつかない。

いつまでやっても仕事は楽にならず、
月の残業時間は200~250時間

家にいても考えるのは
常に仕事のこと。
そのプレッシャー。

つまり、
24時間プレッシャーの中にいて、
逃げ場がない状態だったのです。
(楽しい思い出もたくさんあります)

どう動いても電気刺激を与えられるのと
同じ状態。

自律神経には、
交感神経、
腹側迷走神経、
背側迷走神経の3つがあると言われています。

(交感、副交感という分け方もあります)

背側迷走神経は、
敵の姿が分からないときや、
敵が巨大すぎて抵抗のしようがないとき、
ただ動けなくなる状態にする作用があります。

また、脳は危険地帯に身をおいていると、

「逃げろ!」

という指令を出します。

ただ、
周囲が全て危険地帯になってしまうと、

「こいつ、いくら警告しても逃げないな!」

と脳は勘違いしてしまい、
もっと大きく、24時間
警告を鳴らし続けるように
バグってしまうのではないかと考えています。

24時間、頭が割れそうな痛みが続くのは、
そういったバグが原因である気がします。


❷環境原因×根本原因

2つ目は、環境原因×根本原因です。

環境原因
環境に不適応を起こしていること。

そして、
根本原因はその人の過去に、
心に傷を負った出来事があることです。

その2つが重なった場合に、
うつ病が発症するという説があります。

筆者は機能不全家族で育ったので、
その傷が無意識の中に蓄積していたと思います。


❸うつ病遺伝子

2020年頃に、
ほぼ全員が感染している
ヒトヘルペスウイルスの遺伝子が、
うつ病の原因のたんぱく質を作る
発表されました。

このウイルスは、
疲労やストレス状態になると
増加
することが分かっています。

実際にうつ病患者の
このウイルスの抗体価を調べると、
8割の人に見られたそうです。

こういった様々な要素が
複合的に作用して、
うつ病になるのかもしれませんね。


うつ病は脳の生まれ変わり?

筆者はうつ病の治癒方法は
3つだと考えています。

まず1つ目は、
適応障害を起こしている環境から離れること。

ここから離れなければ、
ストレスにずっとさらされることとなります。

2つ目は、
を処方してもらうこと。

ドクターに診てもらっていることも、
大いに心の安定となります。

きちんと睡眠をとるようにすれば、
脳は再生していくでしょう。

3つ目は、
自分の物事の認知の方法
変えるということです。

筆者は、うつ病は、

「このままの考え方でいけばお前の人生もたないぞ」

という脳からのメッセージだったと
捉えています。

仕事に関する完璧主義

請け負った仕事は断ってはいけない。
がんばらなくてはいけない。
人を手伝うべき。

そういった、
「すべき思考」

人と比べたり、
関係ないことまで自分のせいにする
マイナスの紐づけ

そういった認知を変えなければ、
いつまでも生きづらいだけだぞと、
脳が警告してくれていたと思っています。

そして、最近、
このうつ病の治療に、
丁度いいのではと思えるツールがあります。

それがこのnoteです。

筆者の感覚ですが、
noteにはメンタルで悩んでいる人、
過去に苦しんだ経験がある人が、
多い気がします。

だから自分の状態を安心して吐き出せる

治癒の1歩目は、
まず吐き出すことです。

そして、
自分の状態を書いていくうちに、
自分の思考が整理されていく。

さらに、
現実世界では分からない、
人の心の中の思考のプロセス
noteでは「見える化」されています。

だから、

「そうやって考えると楽なのか」

ということや、

「それまさに自分がやってたこと」

というものが溢れており、

読んだり、
交流したりすることによって、
自動的に認知が修正されていく気がするのです。

筆者と同じように感じている方は、
note界のどこかにいるような気がしています。


ゆにさん×note認知行動療法

ゆにさんも、
適応障害を起こし、
うつ病になってから
noteにたどり着いた一人です。

しかし、仕事でリーダー的な存在だった人から、こんな一言を言われました。

「あなた、私より幸せなのに、なんでうつ病になんかなるのよ!?おかしいんじゃない?納得できない!嘘じゃないの?」

病んでいた私は、この一言に言い返すこともできませんでした。
その結果、私はすっかり打ちのめされ、素直に心をひらけなくなり、症状も重くなってしまったのです。

この人が、もともと私をうつ病へ追い込んだ張本人なのですが、こんなことを言われてしまい、当時は絶望感しかありませんでした。

明らかに、
相手を攻撃する発言。
ハラスメント

筆者もよく分かりますが、
こういった言葉は受け流すのが難しく、
ずっと頭の中で反芻したりするもの。

きっと、
家にいても、
どこかに出かけても、
気が休まらなかったでしょうね。

しかし現在は・・・

4か月間、毎日何かしら投稿を続けています。
ネタがない日もあれば、書きたいことが渋滞して困る日もあります。
変に毎日投稿が義務感にならずに続けられるのは、やはり文章を書くことが好きだから。

自分の書いたことが、誰かの役に立つなら嬉しいし、誰かを元気づけたり笑顔にできているならば、とても幸せです。
読むのも大好きですが、最近、皆様の投稿記事を読む機会が減っているので、時間を捻出して読みに行けたらいいなと思っています。

非常に精力的に活動しており、
色々なところの記事に訪れているゆにさん。

たくさんの方にコメントするからこそ、
色々な方がコメントを返してくれ、
すてきな交流が生まれています。

コメント数も1ヵ月で1000以上!

旦那さんやお子さんの存在も絶対大きいですが、
noteで過ごした時間も、
ゆにさんの癒しになっているのではないかと
思っています。


まとめ

うつ病や適応障害は、
誰にでも起こり得る症状です。

真面目な人、
優しい人、
繊細な感性をもっている人など、

人一倍ストレスを吸収してしまう人に、
起こりやすいとされています。

一度うつ病になると、
自分の力の限界値は
元に戻らなかったりします。

寛解するのも、
1年以上かかることも多い症状。

ピンチであれば、
自分を守るために
積極的な逃げを選択する勇気を
もってあげてほしいです。

そして、
うつ病は睡眠さえしっかりとっていれば、
確実によくなっていきます。

noteや本など、
よりよい考え方にふれて、
自分を生まれ変わらせることができると
きっと意味があったと思えるはずです。


この記事が、
良かった、役に立った、
ゆにさんを応援したいと思われた方は、
ゆにさんの記事に、
スキ、コメントをしてくださるとうれしいです!

共育LIBRARY×メンバーシップの仲間のコラボ記事は、これからも発信していく予定ですので、楽しみにしてもらえるとうれしいです♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?