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コーチングに対する疑いを晴らすこと

福岡にて、現在製作中であるコーチング本の打ち合わせを行なった。

コーチング本とは、僕の現時点でのコーチングスキルやコーチとしての在り方を書籍化するものだ。

「書籍化して売るぞ!」というモチベーションはあまり無く、どちらかというと自分自身の為だ。

  • 自分の構築してきたコーチングスキルを体系化しておきたい

  • コーチングを学びたい人やコミュニケーションに悩んだ人に「これ読んだらいいよ!」と手渡せる物がほしい

  • 迷った時に、何度も読んで原点に返れる物がほしい

そんな思いからコーチング本の製作を始めた。

2名のライターさんを相手に、質問に回答したりコーチングを解説しながら、インタビュー形式で言語化→文字起こしをしてゆく。

ライターさんは「コーチングを知らない人」と「コーチングに詳しい人」がそれぞれいて、これがまた色んな視点での疑問や気付きを生むから面白い。

これまで何度かインタビューを重ねて、コーチングについて語ってきた。

僕は「コーチングのスキル」や「コーチとしての在り方」をまるで教科書のようにドライに体系化すればいいものと思っていた。

でも、コーチングについて説明すればするほど、聞き手によっては疑いが生まれてくる。

「コーチングが素晴らしいのは分かったが、綺麗事すぎやしないかい?」
というようなことだ。

コーチングというのは、道徳的な考えが含まれており、人によっては偽善的にも思えてしまうのだ。

それらを「素晴らしい考えだ」と思った人達がコーチングを学び、プロコーチとして盲目的にコーチングを広めようとする。

結果、「理屈としては分かるけど、偽善的で怪しいな」という印象を与えるのだと思う。

今回の打ち合わせテーマはそこについて深掘りした。

かなりシンプルにまとめると「コーチングって偽善じゃね?」というライターさんの疑いに対して、「そうじゃなくて〜」という事を納得させる時間だ。

そして、それを納得させるには「そうじゃなくて〜」と言っている張本人である「平松恭兵」が偽善活動を表面的に行なっているのではなく、マジで世の中を良く出来るとコーチングの可能性を信じて現実的な取り組みを真剣に考えていることを信用してもらわないといけない。

だから、生い立ちから掘り起こした。

どういう環境で、どういう育ち方をして、どんな出来事があって、どんな事を考えてきて、なぜコーチングなのか。を掘り起こす。

つまり、
「コーチングなんか偽善だ」ということに対して
「この人は偽善じゃなくて本気で言ってるわ。なぜならこんな人生を過ごしてきたんだから。納得。」
というエビデンスを明確にしたのだ。

そこで、ようやく「コーチングに対する言いようのない疑い」が晴れつつある。

本来の「コーチング本」とは趣旨が違うようにも思えるが、これはこれでコーチング本の説得力を持たせる為に必要だ。

いうならば、「0巻」「副読本」といったところだ。

これまで、どちらかというと現時点→今後の話を中心に生きていたが、「僕がどこから来て、一体何者なのか」といった説明は必要だなと改めて感じた1日であった。

僕の生い立ちについてインタビューしたものは記事化していただけるとのことなので、noteにて掲載予定である。

※ライターさんが「コーチングを悪く言う人」みたいに書いているが、あえてそういうスタンスで問いを投げてくれているだけなので誤解のないように。

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